幸子ちゃんと飲み会後の時間を過ごす話

 10年後くらいになんやかんや紆余曲折あって幸子ちゃんと結婚してしばらく経ったある日、とある別のアイドルのプロジェクトの打ち上げに幸子ちゃんも呼ぶことになって、キャピキャピワイワイしながら食事やらぼくと幸子ちゃんだけは飲んだりするのね。

 打ち上げの間は幸子ちゃん他のアイドルの子と楽しそうに話したりするんだけど、家に帰るとちなぜか不機嫌そうな顔なのね。どうしたのよって聞いたら、ぼくが他の女の子に目移りしてデレデレしてたのが腹立たしかったらしいのよ。
 ぼくそんなに目移りしてたっけ?って思ったけどゴメンゴメンって謝るんだけど幸子ちゃんへそ曲げたままつーんとしてるのよ。

 あーこれまだ酔いが抜けてないな?幸子ちゃんメンドクサイモードだなー?
 ぼくはとにかく幸子ちゃんのご機嫌を取ろうと四苦八苦するんだけど、幸子ちゃんが「ふじえるさんヘンタイでスケベですからまた次食べちゃう女の子を品定めしてたんですよねー?」とか「どーせボクみたいにあの子達の中から手をつけていくんですよねー?」とか「ふじえるさんは節操なしのスケコマシですもんねー?」とかぼくに滅茶苦茶なことばかり言うのよ。
 ぼくは幸子ちゃんだってそんなこと心から思ってる訳じゃないし回りの可愛い女の子達に囲まれてるぼくを見て焦っちゃったんだろうなってのが分かったからもうとにかくとにかく幸子ちゃんを可愛がって可愛がって可愛がりまくっているうちに気がついたら朝チュンしたい。

 それで幸子ちゃんに精力搾られ切ったまま出社したせいで幸子ちゃんにつけられた首筋のキスマークに気づかずに、担当してる他のアイドルの子に顔赤くされながら指摘されて、幸子ちゃんのバカっ!って思いながら慌てて首筋を絆創膏で隠してそわそわしながら一日を過ごしたい。それで帰ったあとに幸子ちゃんに文句言ったら「フフーン、他の女の子に目を奪われてたふじえるさんが悪いんですよ!」ってどや顔で言われてこのこのーっ!ってなってるうちにまた幸子ちゃんとプロレスごっこを始め、気がついたら幸子ちゃんにチョークスリーパーにフロントネックロックにチキンウイングフェイスロックをかけられてフィニッシュしたい。
最終更新:2016年06月30日 23:44