「iPhone 3GS」の人気は?

Apple社の誇る新スマートフォン「iPhone 3GS」が、
6月19日にアメリカで発売された。
「iPhone 3GS」の人気はどうだろうか?

Apple社の直営店であるニューヨーク店とサンフラン
シスコ店には、朝から行列ができていた。
開店直前には数百人もの行列さったが、初代iPhone、
2代目iPhone 3Gほどの行列ではなかった。

6月22日、Apple社が販売状況の公表を行った。
その内容は、「iPhone 3GS」が発売3日間で100万台
以上売れているという内容だった。

製品として違いがあるのはもっともだが、買う側の
ユーザーにも心理的な違いがあるようだ。

iPhoneに興味があって、ちょうど新製品が出たから
という理由もあるだろうが、販売状況が好調なのは
それだけではない。
CPUが高速になり、バッテリー持続力が向上したこと
が理由でもない。

では何か?

あるアナリストの表現を借りるとすれば、「ハード
とソフトが追い付いた」といったところだろうか。
技術的な飛躍がないという意見を述べるものもいるが、
技術的な飛躍の"結果"と私は考える。

今回のモデルの良いところは、
  • 新OS「iPhone3.0」
  • App Store
の2点だと個人的には考える。

まず新OS「iPhone3.0」は、リリースから5日間で600万
ダウンロードを記録した。
新OS「iPhone3.0」は、今までのiPhone OSよりも企業に
とって便利な機能が備わっている。
今回の「iPhone 3GS」と新OS「iPhone3.0」は、Appleが
企業用スマートフォンの分野でシェアを拡大していく
ための切り込み隊長になっていくはずである。
RIM社のBlackBerryの牙城を崩していくソリューション
と捉えられるだろう。

次にiPhone向けアプリケーションを販売できる「App Store」
だが、これは今に始まったことでなく実を結び始めたと
言える。
ハード(端末)やソフト(OS)をApple社が整備し、
アプリケーションを民間企業や一般の技術者が「App Store」
で販売していくことで、大きな相乗効果を生みだしていく
のである。
Apple社のジョブズSEOに言わせれば、「App Storeは、
Apple社の革命的な取り組み」である。

上記2点が今回の売れ行き、そして今後の売れ行きに影響する
要因だと私は考えているわけです。

ちなみに6月23日に調査会社Crowd Scienceが発表した内容は、
他のスマートフォンユーザーに比べて、iPhoneユーザーは
忠誠心が高いそうだ。

○iPhoneユーザー
満足度73% 次もiPhone82%   iPhoneに乗り換えたい38%

○BlackBerry
満足度52% 次もBlackBerry39% BlackBerryに乗り換えたい14%

これを見て皆さんはどう思いましたか?
今後もiPhoneから目が離せませんね。

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最終更新:2009年06月25日 11:17