インターネット上の商取引で、申告漏れや所得隠しが急増している。
インターネット上での商品の売却益をめぐり、国税当局が活発に
動いているらしい。
近畿地方でのインターネット商取引による申告漏れは、およそ100億
にまで迫る勢いだという。
インターネットオークションや、ショッピングサイトの売買が申告
されていないのである。
それだけではない。
どうやら、オンラインゲームなどのアイテムをネット上で売買し、
所得隠しを行っているケースもあったそうだ。
専門の業者による申告漏れや所得隠しだけでなく、個人の会社員
などでも同様の事例が見られる。
源泉徴収されているサラリーマンであっても、副業などで年間20万
以上の所得があれば、雑所得として確定申告が必要になるという
点を注意しなければならない。
専業主婦の方で、空いた時間でお小遣い稼ぎのつもりで、ネット上で
売買を行い申告漏れを指摘されたケースも多々あるという。
身近になり、誰でも参加しやすくなった今日のインターネット商取引
だが、その影には多くの「忘れ」があるようだ。
最終更新:2009年09月07日 10:38