【強化人間(クラウン)】
 動物を兵器と化するバイオソルジャーとは別に、人間そのものを兵器としたもの。
 現在の技術では、肉体強化、感覚強化、脳波強化とある。
 肉体強化人間は、政治家や裏組織のボディーガードとして作成されることが多い。感覚強化は5感を強化することにより、レーダーやソナー的な役割をしており、精密機械が使用できないようなところでよく見かけられる。また、精密機械よりも感知範囲はせばまるが、その精度はかなり高い。脳波強化は最先端の強化人間技術で、現在はテレパスが中心で、思考看破や催眠術が使われているらしい。未発達な技術で、実用段階までは来ていないとされている。現在、実験段階では脳波を物理的なベクトルに変換させる技術が研究されている。
 彼ら強化人間はムーンシンドロームと呼ばれる月の満ち欠けの影響で起こる発作が起こることが確認されている。その間隔、症状は様々で、酒に酔ったような症状が現れることが多い。
 それが元で、彼ら強化人間はクラウン(道化師)と呼ばれることもある。
 LD新聞社は人権無視も甚だしいと、YS製薬を批判するが、YS製薬はそのような存在はないと反論している。

最終更新:2010年09月26日 17:05