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ひぐらしのなく頃に ~足攻し編~」(2007/11/09 (金) 13:38:17) の最新版変更点

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#center(){ *ひ ぐ ら し の&color(red){な}く 頃 に ~ 足 攻 し 編 ~ } ---- 「分かったよ!『屋上』『薬物』『詩音』だよ!」 「分かったぜ!『地下室』『鈍器』『悟史』だ!」 我が部は神聖かつ不可侵なる部活動……もといゲームの真っ最中。今日は最早定番となりつつある推理カードで対戦だ。 ちなみに、色んな人と出会う度にいつの間にかカードが増えている。 「『駐車場』『拳銃』『大石刑事』なのです☆」 ……そのまんま過ぎて逆に怖いな。 「『メイド喫茶』『鈍器』『入江監督』ですわね!」 「あぅ。違うのです。『鈍器』じゃなくて『刃物』なのですよ、沙都子」 「沙都子ちゃん脱落~♪ペナルティでカボチャ尽くしの刑ですよ☆」 「ひぃやあああああああああああああああああっ?!」 どっちにしろ入江監督には最高の墓標だろうなぁ……あー詩音、沙都子本気で泡吹いてるぞ…… 人数が多いので、今日は特別ルールで推理失敗=脱落方式だ。ペナルティもそれぞれ違う。 最初に脱落した悟史は、部活終了まで大量のブロッコリーとカリフラワーの選別。ひよこの雌雄判定みたいな状態だ。緑と白の野菜に埋もれてあいつの姿は見えないが、時折『むぅ』という声は聞こえてくる……南無。 沙都子は泡を吹いたまま気絶。そこまで野菜が嫌いか北条兄妹…… 次は意外にも魅音が脱落した。「あるぇー?!」とか言ってるがペナルティはきっちりやってもらおう。 どさどさっ! 「……まじで?」 「魅ぃちゃん、1カ月も宿題ためちゃだめだよ、だよ?」 「いやいやおじさんはね?こういうことより大事な勉強が世の中にはもっと沢山……」 「お姉、文句言っちゃいけませんよ?」 「ぅへーぃ……ちぇっ……」 渋々たまった宿題にとりかかり始めた魅音を尻目にゲーム再開。 次は詩音が脱落する。ペナルティ『今日1日悟史に触れない』 「ひどい……うっく……うっうっ……ぐげげげげげげげげげげげげげげげげ……」 相当堪えるのか発狂しかけてる。まぁいつものことだ。 続いて梨花ちゃん。ペナルティ『今日1日羽入を苛めてはいけない』 「みぃ……ぼくはかわいそかわいそなのですよ……」 「あぅあぅ!助かるのです!平和万歳なのです!あぅ☆」 梨花ちゃんは一体普段羽入にどんな扱いをしてるんだ…… 最後の脱落者は羽入。ペナルティ『ハ〇ネロ強制食べ放題』 「……」 ……食べる前から気絶しやがった……梨花ちゃんは『にぱー☆』っと良い笑顔。……怖っ! さて、ここで問題が一つ。そう、まだ俺とレナは残っている。もう『脱落者』は出ない……つまり、ここからは『勝者』か『敗者』を決めるのだ。ここから本番だ。 「おじさんはレナが勝つと思うなー」 「みぃ、圭一は圧倒的に不利なのです」 「むぅ、圭一どんまい」 分かってる。最近のレナはこのゲームに関しては最強だ。正に名探偵レナン。 「真実はいつも一つ、だよ!だよ!!」 だがここまで来たら俺だって負けらないっ!さしずめ俺はK田一少年だ! 「この勝負……勝つ!!ソウルブラザーの名に懸けて!!!!」 それは正に死闘……ベストバウトだった。互いを喰らうような、全力のぶつかりあい。手は見せ切った。いつの間にかみんなも固唾を飲んで俺達を見つめていた。 ……そして、遂に…… 「『路上』、『トミー』……『木材』だああああああああああああああああああああああああっ!!!」 「………………はぅ……負けちゃった……」 その時にわかに教室がどよめいた。大方の予想を覆した俺の大勝利。 「やりますわね……圭一さん」 「むぅ……圭一を見習わないとなぁ」 「くっくっく!次はぶちのめしてあげます☆」 やっぱり勝つのは気持ち良いなぁ!!……でも、この清々しい勝利はレナン……もといレナの存在も大きい。健闘を称えて握手を交わす……はにかみやがって可愛いぞ畜生!頭をわしわしと撫でてやる。「はぅ~」とレナが恥ずかしそうな声を出すと、みんなが一斉に笑い出した。 「ところで圭ちゃん、レナの罰ゲームは?」 ふと場が静まる。まぁ今日の罰ゲームは最後に負けたレナが受けるべきなのかもしれないが……魅音……頼むからもうちょっと 「魅ぃ、空気を読むようにするのですよ……」 そうそう、空気を……って、梨花ちゃんが実際に注意し始めた。 「ぇ?何のことぉ(・3・)?」 ……天然め……まぁ、それがなきゃ魅音っぽくないか、うん。みんなも分かっているのだろう、生暖かく苦笑している。 「はぅ……罰ゲーム……なんだろ、だろ?」 確かに罰ゲームは必要、か。 「そういえば罰ゲームをくじ引きで決めた時のがまだ残ってましたわ」 「俺も特に考えつかないしなぁ……それ使うか」 くじ引きの箱を引っ張りだす。おいしい罰ゲームだったなあれ……レナの疑似フェ……いかんいかん!オットセイ☆が暴れだしそうだ! 自主規制『朝まで大石さんと……』 ……よし、オットセイ☆が通常よりも萎縮してきた。これ以上の規制は精神崩壊も有り得るから止めとこう…… おもむろに手を突っ込んで紙を引く。 『     をする』……はい? ……俺は思わず固まってしまった。みんなが不審そうにこっちを見る。 「どうしたんですの?何が書かれて……る……」 見せまいと隠そうと思った時には遅過ぎた。覗き込んだ沙都子も固まって、みるみる真っ赤になっていく。 「へ……変態いいいい!!変態ですわああああああああああああああああ!?」 「ちょっ!沙都子、俺が狙って引いたわけでも、書いたわけでもねーんだぞ?!」 「きいいいいいいい!!そんなの引く時点で鬼畜認定ですわー!!」 「結局どんな罰ゲームなんですか、圭ちゃん?」 「はいはい部長命令だよぉ!さっさと公開する!」 「おっ、おい待て!」 魅音が俺から紙をひったくって机の上に置く。覗き込んだみんなの時間が止まった……一人を除いて。詩音だ。『やらかしちゃった』と顔が語っている……やっぱり悟史狙いとかでお前が書いたんだな…… 『電気あんまをする』 ……つまりは、レナが俺からあんまをかけられるということ。俺と悟史、沙都子と魅音とかならまだ何とかなろう……でも男と女でしかもあのオットセイ☆アイスから日も浅い俺とレナだぞ!?こんなのやれるか馬鹿やろおおおおおっ?! ……でも、もし……万一実現したらこんな感じだろうか…… ~~~~~ 「は……恥ずかしいんだよ……はぅ……」 そう言いつつ、俺の目の前で脚を開くレナ。均整のとれた美脚だ。太ももはブルマ着用だけにエロいっ!むっちりとしているのが見るだけで分かる。 「……あの、圭一君、その……早く」 「してもらいたいのかレナ……がっつくなよ?」 「!ちっ、違っ……」 ぺと 「ひゃっ?!」 立ったままブルマの真ん中に足を当てる。デリケートな部分だから過敏に反応するレナ。……かぁいいなぁおぃ!もっと弄ってやる! 最初は爪先でブルマと体の境目をなぞる。……まぁいきなり責め立てるなんて無粋なことはしないぜ。何事にも順序ってのがあるだろ?まずはレナの抵抗感から取り去ってやろう……ほれ……ほれ……! 「あはは……はは……くすぐったいんだよぅ」 レナの顔は真っ赤だが……違うんだよなぁ……!くすぐったさや気恥ずかしさだけじゃまだ足りないよなぁ……! 「ふっふっふ……んじゃこれはどうだ……」 爪先を今度はブルマの中央に持ってくる。そしてあくまでも……あくまでも緩慢に足の指でなぞる。 「……ぁん……だめ……だよぉ、けい……いち君……」 おーけーおーけー首尾は上々だ……恥ずかしがりながらも、少しずつ顔が蕩けている……エロいぞレナ……おっと、俺のオットセイ☆も首をもたげはじめたぜ…… ここでアクセントを入れようかな。 「はぅうぅうん!?」 足の親指の付根でぐぐぐっ、とブルマの真ん中を押し込む。さっきまでのソフトさは捨てて、ハードに『一瞬だけ』攻める。この『一瞬だけ』がポイントだ。ここから雪崩方式にぐいぐい攻め立てる……とお思いだろうか? しかしッ!それはこのシチュエーションにはそぐわないッ!今それをやってしまうような奴は、所詮は素人、一般ピープルに過ぎん!!そんな奴には再教育が必要だな!指導指導指導ッ!!あくまでこれはレナを策略にはめる布石に過ぎないっ! 「ぁっ……」 俺が足を離すとレナが名残惜しそうな声を上げた……ハマった……!俺の『一瞬だけ』戦略が見事に炸裂! ここで初めて腰を下ろして、レナと真正面に向き合う。そして俺は悪魔の微笑みでこう言うんだ……! 「もっと強くしてほしいのか?レナ……?」 随分と焦らされてきて相当不満が溜まっているレナは、例えどんなに恥ずかしかろうがこう言うだろう…… 「……はぅう……圭一君のいじわる………………して……ほしいんだよ……だょぉ……」 目に涙を溜めて、お預けを食らった子犬の如く俺を必死に求めてくるレナ……相手の降参を巧みに誘う……これが王道!最強!シンプル・イズ・ベストの極みッ!! ……ただ女の子を弄んでも、それは俺を満たすだけだ。玄人中の玄人、達人集団のソウルブラザーにそんなことは許されないっ!! 「ふふふ……しょうがないなぁ……?レナ、覚悟しろよ……!」 自分、そして何より相手を陥落せしめ、快楽を共有せずには真の変態プレイなど成り立たないのだッ!! ……いよいよ足を最もデリケートな部分があるであろう場所に照準する。両手はレナの両手をしっかり握って離さない……ふと顔を上げてレナを見る。 「………………ぁっ!」 ……くっくっく!あっはっは!!その無言が!期待を抑え切れないレナの本音を如実に物語っていたじゃないかっ!そして俺の視線に気付いて、頬を紅潮させつつ顔を背けるその様子っ!また一興よのうっ!! 「いくぞ……!」 足を遠慮無くぐいぐい押し込む。正直偉そうに色々言って来たが、ここからはそれさえ無粋だ。ひたすら容赦無く攻め、情けなどかけず責め立て、レナを『墜とす』……! 「あっ!!あううっ!!けっ、圭一く……ひゃああん?!」 「ほらほらほらほらほらああっ!!!」 「だっ、め……!うぅっ!ひぁ……ぁっぁっあああっ?!」 「気持ち良いだろ?気持ち良いんだろ!?」 「そっ……それ、わぁっ……違っ……ひぁ?!」 「嘘だ嘘だ嘘だッ!嘘付きにはもっとお仕置だあああっ!」 「ひぃゃああああああん!?あああっ?!くううんっ!」 俺の足が的確にレナを瓦解させていく……!俺の勘が正しければ……そろそろフィナーレだっ……! 「……!!?なっ……何……?!あっ……こ……怖いっ!圭一、くん!……はぁっ?!き……来ちゃう来ちゃう何か来ちゃうううっ!!」 「どんどん来いいくらでも来いっ!!ラストスパートだあっ!!」 足を絶妙な速度でレナに当て続ける。……ふふふ……!心なしか足の裏がじっとり湿って来た……!ブルマも既にびしょ濡れだ……! 「あんあっ……だめぇっ!くっ!あっ……ひゃううううううんっ!?だめだよだめだよおおっ!!」 ぴちゃ ……俺の完全勝利だ……果ててしまったレナは、呆然としてへたり込んで、自分の下半身を見つめている。……そこだけ土砂降りの雨に降られたように錯覚してしまうような、水溜まりが出来かけていた…… ~~~~~ 「うへへへへ」 「「「「「………………」」」」」 「へへへ…………あれ?」 現実に戻ってくると、妙に周りが冷た……い?!違う、冷たいなんてもんじゃない……それは刺すような、冷たく鋭利な非難と軽蔑の視線だった。 「圭ちゃん……(・3・)なおじさんでもさ……さすがに何をすべきか……分かっちゃったよ」 「くっくっく……変態は死ぬべきですよねぇ☆」 「むぅ……沙都子と梨花ちゃんには何も見せないようにね、詩音」 「にーにー、私にも加勢をさせてくださいませ!……こんなド変態は一度調教をして……!」 「ボクも調教したいのですよ☆……さぁ、圭一……楽しませて頂戴……フフフ……」 「うっ……まっ、まさかこれは……」 「あぅあぅ、圭一はとりあえずその考え方と、すぐその考えを自分で曝してしまう癖を何とかした方が良いのですよ。直せば確実に寿命が伸びるのです。あぅ☆」 「はっ、羽入……助け……」 「触るな下郎」 「キャラ違っ!?」 既に各々臨戦体制に入っている……これは……助からないな…… 「レ……レナ……は?」 「途中で真っ赤になってのびてしまったのです、みぃ☆」 はは……微妙に幸いかもな……でも……目の前の現実は…… 「一斉攻撃ぃぃぃっ!!」 ひぎゃああああああああああああああああああああああっ!!!! カナカナカナカナカナカナ………… ---- TIPS:輿ノ宮警察報告署  昭和58年 X月X日  鹿骨市 雛見沢村にて 村内唯一の雛見沢分校の教室が大破  余りの損壊の激しさから 怪我人や犠牲者が当初心配されたが 幸運にもその類の痕跡は発見されていない  原因・犯人については今尚全く判明しておらず 迅速な追跡調査が求められている 差し当たって………… ---- TIPS:ある少女の独白 ……私が気付くと、既に教室は原形をとどめていなかった。いくつかの机はひしゃげて、天井には椅子が突き刺さっている。沙都子ちゃんの罠だろうか?大きな丸太が壁にめり込んでいる。 その丸太の下に、圭一君はいた。……うーん、あの時の圭一君を思い出すだけで恥ずかしいなぁ。はぅ。……圭一君は一見ぼろぼろだったけど、単に気絶しているだけみたいだ。 多分他のみんなで圭一君を攻撃したんだろう。まぁ結局みんな圭一君が好きだから、軽くレクリエーション的な趣向もあったと思う。 当の私は、さっきの圭一君のことを全然気にしていなかった。むしろ良かったと思う。必勝の自信があった(実際魅ぃちゃんでさえ私のブラフに引っ掛かって脱落した)あのゲームで負けちゃったのは悔しかったけれど、でも。 あの時、私じゃなくて魅ぃちゃんや、沙都子ちゃんで圭一君が妄想を展開していたら。……ふふふ。圭一君、もうこの世にいないよNE☆ 「うぅ……」 一瞬圭一君が気付いたかと思ってびっくりしたが、呻き声を上げただけで、気絶したままだった。 ……圭一君を他の人になんて渡したくない。多分圭一君は私を好いていてくれてるはずだし、その心配は杞憂に過ぎないかもしれないけど。ちゃんと介抱して、点数でも稼ごうかな、かな? 『はぅ。嘘はいけないんだよ、だよ』 ……自分の奥底の声から注意された気がした。……はぁ、何を恥ずかしがっているんだろう。私は。 それはとても簡単で明確なことだ。好きだから。圭一君が大切だから。……だから助けたい。力になりたい。それでいいじゃないか。 圭一君はけっこう変態……変人さんだけど、私もかなりの捻くれ者なのかもしれない。 ……ふふ、似た物カップルだよ、だよ?…… そう考えると、とっても嬉しかった。はぅ。 「はぅ~っ☆圭一君おっ持ち帰りぃ!!」 ……一陣の風が教室に吹いた。既にレナと圭一の姿は、無かった。 ---- OMAKE:ある少女の独白・裏 とりあえず圭一君を隠れ家に連れて来たけど……どうしようかな、かな? 「……聞いてんの前原圭一ッ!!」 ビクゥ 「……聞いてんの前原圭一ッ!!!」 ビビクゥ 「……聞いてんの前原圭一ッ!!!!」 ビビビクゥ! 「はぅ……ぴくぴくする圭一君♪……かぁいいなぁ★」 玩具圭一END?

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