今……ボク、古手梨花は窮地に立たされています。
普段、ボク達が何気なく使っている学校の女子トイレ。
その個室のひとつで、ボクは今レナと二人っきりになっています。
放課後のこの時間なら誰もいないだろうと思い、ボクはうっかりトイレのカギをかけずに用を足してしまったのです。
そしてそこに、同じように用を足しに来たレナがボクのいる個室のドアを開けてしまったのです……。
「ふーん。 まさか梨花ちゃんが……ね」
レナの冷たい視線が、ボクの体の『ある部分』に突き刺さります。
まるで汚物でも見るような目で、彼女はその一点をジーっと見つめてきました。
「みぃ……そ、そんな目で見ないでなのです……」
ある程度は覚悟していたけれど、ここまで彼女に蔑まれるとは思ってもいませんでした。
よりによって、彼女に……。
『オヤシロ様』のことに関しては冗談で済まされないほどの信仰心を持つ、レナにバレてしまうとは予想外でした。
「ねぇ梨花ちゃん。 レナはいまものすごく怒ってるの。 なんでかわかる?」
「……はい、わかるのです……」
「そう。 じゃ、これがどういうことなのか、レナに詳しく説明してもらえるかな?」
レナはとても怖いお顔をしながら、ボクのその『汚らわしいもの』をまじまじと見えるように体を屈ませます。
ボクの恥ずかしいお股に、レナのお顔がどんどんと近づいてしまいます。
「どうして、オヤシロ様の巫女である梨花ちゃんに……こんな『汚れたもの』がついてるのか、ね?」
「…………はい」
普段の優しいレナとは別人のような怖さにビクビクしながら、ボクはゆっくりと口を開いていきました。
ほんとはこのことは誰にも言ってはいけないことだけど、見られてしまったからにはしょうがありません。
ボクは昔、お父様とお母様から聞かされたお話をレナに話そうと思いました。
「ボクの家……古手家は代々、女として生まれてきた子供をオヤシロ様の巫女として祭ってきたのです……」
「うん。 それはレナも知ってるよ? 綿流しの夜には演舞を踊って、村のみんなにありがたがられるんだよねー?」
「……はいなのです。 そして、古手家にはもうひとつ……大昔から語られているある伝説があるのです……」
ここからがボクに深く関わってくるお話……。 ボクが今、こんなにもレナに責められている原因に繋がるお話です。
「それは……古手家では八代続けて第一子が女の子なら、その八代目がオヤシロ様の生まれ変わりである……という伝説があるのです」
「…………へぇ、そんなお話があったんだ? それはレナ知らなかったなぁ……」
「村でもごく一部の人間しか知らないことです……。 魅ぃやお年寄りの人は知っていることなのですよ……」
「そう。 まぁ魅ぃちゃんなら知ってるだろうねぇ。 で、梨花ちゃんは何代目なの?」
「………………」
レナの鋭い質問に、ボクはおもわず黙りました。
話すと決意したけれど、やっぱりこれ以上話すのは少しためらわれてしまいます。
なんせそれは、ボクのこれからの人生を左右するほどのことなのですから……。
「はぅ? レナの言ったこと聞こえなかった? 梨花ちゃんは何代目なのかな~?」
「…………ボクのお母様は……七代目なのです」
「そうなんだ。 じゃあ、梨花ちゃんは八代目の『女の子』だね? はぅ~すごいすごい。 梨花ちゃんオヤシロ様の生まれ変わりだよ~」
「………………」
レナはボクのお股をまじまじと見ながら、『矛盾していること』を話しています。
ボクのお股に『それ』が付いているのが何よりの矛盾だというのに、彼女はあくまでもボクをオヤシロ様の生まれ変わりとしたいようです。
……お父様や、お母様とおなじように。
「レナ……も、もう許してなのです……」
「ん、なにを許すの? レナは梨花ちゃんがオヤシロ様だって信じてるよ?」
「だ、だからちがうのです……ボ、ボクは……ボクはほんとうは女の子じゃ……な」
「嘘だよ」
おもわずボクの方から言いそうになったところに、レナの鋭い言葉が突き刺さります。
それいじょう言うな。 と言いたげな鷹のような目が、ふたたびボクの『汚れたもの』に向けられていきます。
「コレはね、嘘だよ。 梨花ちゃんにこんなものが付いてるのは、全部『嘘』なんだよね? ね?」
あくまで口調は優しく、レナはボクの心を責めてきます。
そしてそのボクの怯えるさまをあらわすように、小さく震えている『それ』に手を伸ばしてきました。
人差し指と親指で、キュっと挟むようにそこをつかみます。
「みぃっ!?……さ、触っちゃダメなのです……」
「動かないで。 梨花ちゃんは女の子なんだから、ここを触られて反応なんてしちゃダメでしょ?」
「そ、そんなこと……あぅ、あぅ……」
レナはそのまま指を少しづつ動かし、『それ』を前後させるように動かしていきます。
それだけで、ボクのおヘソの下は何かムズムズとくすぐったいような感じになっていきました。
「あぁ、あぁ……いけないのです、こんなこと……ん、ん……」
「平気だよ。 ここをこんなふうにイジられてきもちよくなっちゃうのは、お**のこだけだもん。 だから梨花ちゃんは平気だもんねー?」
「みぃ……そ、そんなの……ひどい」
それはつまり、これできもちよく感じたら、レナは完全にボクをお**のことして判断する……という意味でした。
そんなことになったら、オヤシロ様を病的に信仰する彼女がボクに何をするかわかりません。
ボクはそのレナの指に、必死に耐えようとしました。
「ん……んぅ……ん、ん、ん!」
唇で指を噛みながら、必死に声を押し殺します。
でもレナはそれを予想していたように、指をどんどんと動かしてしまうのです。
「ん、んぁぁっ! あぁレナ……や、やめて!……そんな動かしちゃダメなのです……!」
「どうして? もしかして梨花ちゃん、きもちよくなっちゃってるの……?」
「!? う、うぅ……ないのです……き、きもちよくなんかないのですぅ……あぁ……」
イヤイヤと首を振りますが、ボクのおなかのあたりはもうじんわりと熱くなっていました。
レナの指は、とっても柔らかくて冷たくて……。
その優しくさするような触り方が、ボクのそこをどんどんときもちよくさせてしまうのです。
おもわず、もっとして……と言ってしまいそうになるのを必死にガマンします。
「はぁ、はぁ……あう、あう……あぁ……」
「ん? あれあれ、なんだかおっきくなってきちゃったね。 どうしてこんなに腫れちゃうのかな? かな?」
「みぃぃ……」
レナの言うとおり、ボクのそこはだんだんと上に向かって伸びていました。
いつも朝起きたときになるように、カチカチになってビクンビクンと大きく震えていたのです。
「これじゃあ、もうレナの指じゃ挟めないね? 今度は手のひらで包んであげようね~?」
「レナ、も、もうこれいじょうはダメなのです……ボク、もうおなかのとこがムズムズして……あうぅぅぅ」
「だいじょうぶだよ。 レナを信じて? 梨花ちゃんは絶対女の子だから……お**のこなんかじゃないって、レナがいま証明してあげるから……」
あくまでボクを女の子としながら、レナは今度は手のひらでその大きくなってしまった棒を包んできました。
指とはまるでちがう、とても柔らかいふわふわとした感触がいっぱいに広がります。
「ふ、ふあぁぁぁぁっ!?」
その気持ちよさに、ボクはおもわず大きな声であえいでしまいました。
いままでの中で一番と言っていいほどのきもちよさが、ボクの下半身いっぱいに広がりました。
「あ、あぅ! は、はぁ、はぁ……あああぁぁ……」
「……梨花ちゃん。 なぁにその声は? そんなはしたない声だしちゃダメだよ。 梨花ちゃんは女の子でしょ?」
「あぅあぅぅぅ、レナ、レナぁ……あ、あ、あ」
ボクはもうガマンできずに、恥ずかしい声をたくさん出していました。
レナがとても冷たい目でボクを見たけど、おなかのきもちいいのをもっともっと増やしたくてつい腰を動かしてしまいました。
「き、きもちいいのです……レナのお手々、やわらかくてとってもきもちいいのですぅああぁぁぁ……」
「………………」
必死に腰を動かし、ボクはレナの手にそれをいっぱいいっぱいこすり付けました。
そのたびにレナの顔がどんどん不機嫌になっていったけど、そんなイジメるような目もボクを興奮させていきました。
「あぁきもちいい……レナ、レナ、レナも動かしてなのですぅ……」
「……ねぇ梨花ちゃん。 そんなにきもちいいの? お*んちん、きもちいいって言っちゃっていいの?」
「はい、はいなのですぅ……お*んちん、すごくきもちいいのですぅ、だからレナも、レナも動かしてぇ……」
「………………」
ボクのことを軽蔑の目で見ながら、レナはただ何も言わずに手を動かしてくれました。
手のひらでしっかりと包み、前後にコキコキとしてくれるそれがボクの頭をとろけさせます。
「あぅ、あぅ……あぁきもちいい……は、は、はぁぁぁぁ」
「梨花ちゃん……もう、ただのオ*だね……」
口からよだれをだらだらと垂らしながら、ボクはお*んちんのきもちよさにあえぎました。
レナはもうボクを嫌いになっただろうけど、もうそんなこともどうでもよくなりながらおなかのムズムズを出そうとしました。
「あ、あぅあぅ……お、おしっこが……おしっこが出ちゃいそうなのです、レナぁ……」
「……それはね、おしっこじゃないよ? 梨花ちゃんがお**のこだっていう、何よりの証拠なんだよ……」
「そ、それを出すともっといいのですか? これよりもっと……きもちいいのですか?」
「……うん。 すっごくきもちいいよ? もうおかしくなっちゃうくらいに……ね」
おかしくなるという言葉にドキドキしながら、ボクはこれ以上のきもちよさを味わいたくて腰を早く動かしました。
レナはそれを悲しそうに見ながら、親指の先っぽをお*んちんの先に擦りつけるようにしてきました。
「ひゃうっ! あ、そ、そこ……あうぅぅぅ」
「ここ、きもちいいでしょ……? ここからいっぱいいっぱい出てくるんだよ? 白いおしっこがね……」
そのままグリグリと指を押し付けられると、ネバネバした透明な液がレナのお指にたくさん付きました。
「白いおしっこ……出したいのです。 レナにいっぱいいいっぱい出して欲しいのですよぉ……あぁぁぁっ!」
「そ。 じゃあいいよ。 出していいから……このままたくさん出しちゃいな、ね?」
「はい、はい、はいなのですぅ……あ、あ、あぁっ!」
おなかの中を何かが登ってくるようなきもちよさにあえぎながら、ボクはおもいきり腰を前に突き出しました。
そしてその瞬間、お*んちんの先っぽからドビュッっと白いものが噴き出しました。
「あぅ!あぁ!あぁぁぁぁぁぁっ!!!」
頭がグチャグチャになりながら、ボクはその白いおしっこをいっぱいいっぱい出しました。
目の前にいるレナの顔にビチャビチャとかかっているのも構わずに、そのきもちいいのを続けながら声をあげていきました。
「は、はぁぁ!? ん、ん、んぅ! あぁ、き、きもちいいのです……あはぁぁぁ……」
「………………ん……」
そのまま何度も何度もそれが続くと、ようやくボクのお*んちんは止まりました。
目を開けると、レナの顔……腕やセーラー服の胸元にまで、ボクの白いのがたくさんたくさんかかっていました。
「あ……レ、レナ……」
「………………」
そんな汚れてしまっている彼女を見て、ボクの中にものすごい罪悪感が沸いてきます。
さっきはあれほどただきもちよくなることだけを考えていたのに、今は何でそんなことをしてしまったんだろうという後悔だけが残りました。
「あ、あぅ……レナ……ボ、ボク……」
どんなに怒られるかとビクビクしていると、レナはスっと立ち上がりスカートからハンカチを取り出しました。
そして、自分の顔や服にかかった白いのを丁寧に拭っていきます。
「………………」
「レ、レナ……?」
何一つ言葉を話さないまま、レナは自分の体をただ拭いていきます。
無言で威圧するようなその態度が、ボクには叱られるより殴られるよりも……何よりも怖かったです。
そうして、なんとかその汚れをひととおり拭い終わったころ……レナはやっとその口を開いてくれました。
「……と……………ないでね? この****」
「!?……あ……あぁ、あ……」
その時のボクには、レナの言葉の意味がよくわかりませんでした。
ただ心の奥をえぐり、深く突き刺さるようなそれがボクの頭の中で何度も何度も跳ね返ります。
そして、そんなショックを受けるボクを無視して……レナはトイレから出て行きました。
「じゃあね梨花ちゃん。 また明日……」
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最終更新:2007年08月05日 00:09