てぃなまにくす2

『着きました、ここからは歩きです』
車を降りる。

『この中へ、どうぞ?』

目の前には洞穴
「こんなとこに隠れた店があるの!?てか、隠れ過ぎでさょ!;」
さらに進み木々なくなる、岩、人がすれ違えないほど程狭い路地だ
案内人1人と女1頭&鳥1頭は岩間へと入っていく

その後ろを つく謎の影

奥進むにつれ、ヒラけてきた傍らで
ゴザ敷いて怪しい露店が連ねていた

『もしもし?』
「アタシ…?」
そん中の老人が話し掛けてきた
『甘くて美味しい光るチョコレート、
フラッシュチョコだよ、買ってきんしゃな』
「へぇ……」
魅入るティナ子に老人は売り込むが
『悪いがジイサン、今目的優先だ、それは追い買う』

『…またのお越しを……』
呟く老人を後にし目的の店へ行く

車を降りてから既にん10分経過した


「まだ着かないのぉ~?;」
谷間は複雑でアップダウンを繰り返す
分かれ道があるごとに案内人の先導ん
カクカク曲がる繰り返しだ

歩くに歩きい奥行1㍍程の池つーか水溜が現れる
水は岩に沿ってチョロチョロ流れ
こちらとの高低差により溜まる
溢れた水は地にある穴へ流れ込む

「ゲッ、水溜!;」
水深は数㌢と浅いが足が浸かるくらい靴が濡れることに変わりない
『たく、しょうがない、勇気出し跳び越えろ!』
「えっ!?;」

態度が急変した案内人に戸惑ティナ子

『オマエは 今から例の場に行かねばならない
気を引きしめ行け!』

そういうと案内人は高く飛び跳向こうに着地

『さぁ、いくぞ?』
「ちょ、ちょっと待って!;
そぉいっ!」
正直自信なかったが助走つけて飛越る

パシャッ
「あっ…;」
ペショッ
『……………』

勢いが足らなかったのか水の切れ目で着地し
泥水が飛び散る

「…と、飛べた!」
『……まぁいいゃ!進もうか…』


80分経過
「まだぁ;…」

んで、岩間をクネクネ抜け
段々上を伝うコードが増え
下は茶色くなった薄水でビチャビチャ
おまけに地はドロドロの土、踏むと多少泥濘、踏むたび所によりザクッと音が軋むん。、、
衛生的に、こんなとこな飲食店があるのかと疑問もあろうんティナ子だ。

岩間抜けると森に入る。
この時既に歩いて3時間は経過していた



「えーとな、たしか ここだったような?」
ティナは岩間を歩んだ
道端に仮面ごしタバコ嗜むつつビールケース座る仮面ぬ年寄んがいた
「あのぉ、このへんに 隠れた評判のスグリ亭というのはぁ」
『あぁ、ほら あそこの角を曲がって すぐだよ』


そこそこ顔が知られたんグルメリポーター、
そんな彼が訪問に向かった蕎麦屋んでは
恐ろしい計画が立てられていた。

『ここだだ』
「ここ、やっと……ついたの……;」
こじんまるした四角い石造屋家だ。

クリーム色のノレンに黒字。
それは蕎麦屋だ
斬新。


「て…ていくりことぶき?」

『ぷっ、漢字も読めないの?』

「ムッ読めますょ!」

『これは、スグリてい!
それに右から読むんだぞ。』

「は、なんだぁ~蕎麦屋さんかぁ…………
でも、なんでこんなとこに?」

さっそうと店に入るぞ

ガラッ

『らっしゃい』

店内はやや広い
既にいる3人程客がこちらをジロッと見つめるが
すぐランチを咀嚼しいたあ





「こんにちは グルメTVのものですがー取材よろしいですか?」
『・・・・・あぁ、話は伺っております。お待ちしておりました。・・・』

「ビデオ録画しますが よろしいですね?」

『はい、では 奥の部屋に ご案内いたします』

『じゃ、俺はコレで』
「ああ、はい。」

案内人と分かれた

内装はコンクリート向きで飲食店らしからぬ汚らしいものだった。
それもそのはず、大衆食堂だから厨房以外は見た目が汚いもん。
(「とても名店に見えないけど、本当に隠れた名店なの?」)


目的かぬ、店員に尋ねた


「ここでは どんなものが評判なんですか?」

『はい、それは できてからの楽しみです』

「てんこ盛り、楽しみですね。」

『ここから奥です。では ごゆっくり』

「あれ?部屋まで先導しないのですか?」
『ああ、今日は店に大して人が居ませんので、ご理解ください』
「はぁ・・・」

『あ、そうだ、その向こうに所々貼り紙ありますから それに従ってください』



言われるがままに奥へ進んだ

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2020年06月28日 23:52
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。