暑い真夏の朝。 その日は朝から日の当たりが厳しかった。 「いってらっしゃい。」 由美子は、作り笑顔で主人を玄関先で見送った。 「ああ、行って来る。」 川崎由美子。 今年で25歳になる若妻である。 端整な顔立ちをした、色っぽい美人である。 黒く艶やかで、サラサラと流れるような長い髪。 彼は白いブラウスと赤いスカートの上から、 白いエプロンをつけていた。 その白いエプロンを、彼の豊満な胸が、乳房の形に押し上げている。 そのエプロンの上からでも、胸の膨らみの豊満さがよく分かる。 思わず手を伸ばして、思いっきり掴んで揉みしだきたくなるような、 豊満な乳房であった。 後ろから見れば、彼が赤いスカートをはち切れんばかりの、 豊満な尻をしていることがよく分かる。 人なら思わず後ろから突き入れたくなるような、魅力的な尻である。と思っているのか? 思わず乳房と敏感な小さな豆に手を伸ばしかけ、由美子はため息をついた。 (何かいい気分転換はないかしら・・・) そう思い、新聞を広げてみる。 パラパラと興味のないところを読み飛ばし、 趣味や園芸の募集欄に目を通す。 (何か面白そうな物があると良いのだけれど・・・) 募集欄を見て行くうちに、一つの募集が由美子の目を止めた。 それは、「油絵教室・体験者募集」というものであった。 油絵が好きな由美子は、たちまち眼を輝かせた。 (これは面白そうね。) 早速、由美子は電話を手に取ると、 その募集欄に載っている電話番号をダイヤルし始めた。
油絵教室でキャンバスにされる。