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*一夫一妻制の崩壊 (H19.11.3)  一夫一妻といふのは、哺乳類には少いらしい。手長猿などに見られる程度だといふ。多いのは鳥らしい。卵の孵化やその後の育兒に雄の助けが必要であるからではないかと言はれてゐる樣である。  人間が一夫一妻制なのも、育兒に手間がかかるからだらうか。だとすると、昨今の樣に子供を託兒所に預けて女も働く樣な世の中になると、一夫一妻制は崩壊するのではないか。少くとも、その必要はない。亂婚或は一夫多妻、一妻多夫、何でも構はない。  キリスト教は、倫理的によくないと言ふだらうが、我々日本人には關係ない。  問題は、隨伴する家族の崩壊である。子供にとつて、親が片方しかゐないといふのは、問題ないだらうか。それより、親の方も、家族がなく單獨で暮すことになる。その孤獨に耐へられるか。  キリスト教に逆らつて、ヨーロッパなどでは、未婚の母が増えたりして、段々そのやうになつていつてゐる樣にも見える。プロテスタントは、もともと、共同體から切離されてをり、孤獨に耐へて生きて來た。それゆゑ家族は最後の砦として大事にしてきたやうに見えるが、それもなくなると、本當に孤獨な生活を送ることになる。  子供は欲しいが、結婚生活に耐へられないといふことなのかもしれぬ。

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