爆雷戦術の基本

爆撃・雷撃戦術の基本


CVの特徴は、一撃の火力は高いが装填が極端に遅い、です。
つまり、1派阻止されるとその被害は大きなものになりますので、1派1派を着実に当てていくことが目標になります。
基本的なことだけでも結構変わりますので、その辺をいくつか書いてみますね。

1.気づかれずに接近する。

最もいいのは、「気付かれずに接近する」ことです。
対空や回避する隙を与えず爆撃します。
敵の砲戦中や、他のことに夢中になっている隙をうまく突くのが基本であり、ミソですね。
ですので遠距離からロックして、敵さんにターゲットマークをつけて、今から爆撃機が行くぞーと教えてあげるのは大論外です。ありえません。
陽動や威嚇、フェイント等であればいいのですが、ただ単に爆撃する時には無駄です。
ロック中は高度変更もできなくなるので、完全な餌になるだけだと思いましょう。

次に、気付かれずに接近するのは難しいので、気付かれた時のために何ができるか。

2.高度変更

基本中の基本ですね。
できないなら偵察機の操作から練習し直すべきです。
ただし、高度変更に関してはCPUのスペックをモロに受けるのでPCスペック的な限界はあります。
敵の機銃や対空、布陣などを考慮して、高度を様々に変化させていくのがいいでしょう。

3.編隊を分ける

これもまた基本です。
基本的に1隻で2方向からの爆撃を、同時に対空はできません。
どちらか一方を着実に当てることを狙ったり、対空に対する陽動にもなるので成功率が増します。
慣れれば3編隊くらい扱えるようになるでしょう。

4.進入方向を変える

敵の後方や、対空のし辛い方向から攻めます。
後方から狙えば、対空砲をぐるっとまわす時間がかかりますし、対空砲火に集中していない
薄い方から狙うことができます。
またネルソンなどの前方へ対空できない艦や、
Pプロも前後に対空砲が1基しか向かないので、常に方向を考慮して攻めるのが有効です。
また、後方から狙うことで、艦に当てやすくなります。
(後方というのは艦の軸より後ろ、ということ。ようはお尻や脇腹から機体を進入させると良い。)

5.「囮を送る」

爆の前に、戦や雷を先に出し、高度を変えつつ敵の後方まで突っ込ませて見ましょう。
敵はあっさりそちらへ対空砲を向け、本命である爆撃隊が来る頃には、
対空砲の向きも仰角もばらばら、合わせなおす暇もなく爆撃、ということを狙えます。
ついでに視界確保や戦闘機対策にもなりますね。

6.「色々混ぜる」

1.~5.のようなことを、2種類、3種類混ぜていきます。
囮を送って対空や戦闘機を引きつけ、本命は編隊ごとに高度を変え対空し辛くしときつつ、
BBの砲撃に併せて複数方向から爆撃するとか、最初は操作も多くて難しいですが、
慣れてくれば意外とできるようになるものですので、後は精進あるのみですね。

他にも溜め爆やら手動爆やら、フェイントやらキャンセル爆やら、色々技っぽいものもありますが、
とりあえず基本的をまず押さえていけば、まっすぐ飛ばしてボロボロボロあー全部落ちた、
なんてことにはならないようにできると思います。


補足、戦略レベルでの爆撃機の副次的な役割

NFは見た目は地味ですが、操作量は多く、瞬発的な判断力を幾度と要求するゲームです。
ですので、相手を混乱させる、というのも、全体の勝利の為には立派な戦略です。
「そこに航空機がいっぱい飛んでいる」という事実を、ブラフとしても最大限利用すること。
これを考えることが出来れば、CV乗りとして一人前です。

7.「敵AA射程限界を遊弋し挑発する」

非常にいやらしい戦略。
戦線は膠着しているが、敵AA密度が極めて高く、どう考えても爆撃が困難な時に効果的となります。
「敢えて爆撃機を見せつける」ことが重要です。
敵AA射程ぎりぎりをうろつくことで、敵はAAに意識を向けざるをえません。
特に戦線維持の要である敵BBは、こちらの爆撃機と味方BBとを同時に注視しなければならない状況に追い込まれることになります。
こうなると敵BBは、味方BBの射程には入れません。つまり時間を稼げます。
結果として、味方が動きやすくなります。痺れを切らした小型AA艦が接近してきたら、BBが蒸発させてくれるでしょう。
敵BBが突っ込んできたら、爆撃と味方砲撃の同時攻撃で圧殺して下さい。

8.「爆弾を落としたあと」

敵BBをせっかく瀕死まで追い詰めたのに、逃がしてしまっては回復されてしまいます。
特に敵BB周辺に視界がない場合、爆撃編隊を直上にはりつけて味方の砲撃支援を要請しましょう。
その編隊は帰還できなくなるでしょうが、敵BBからすると真上を飛ぶ航空機は落としにくい上、
敵視界にいるプレッシャーがかかり続けるため、この上ない嫌がらせとなります。
言うまでもありませんが、ゴールは「敵艦の撃沈」であって「攻撃の成功」ではありません。

また、敵からすると(味方からも)爆撃機が爆弾を抱えているか否かを即断することは非常に困難です。
攻撃がさっさと終了して、航続時間が半分以上残っているような編隊は、別方面に転進させるのも手です。
爆撃編隊は無視できない存在なので、敵AAを釣って意識を向けさせることが可能です。

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最終更新:2008年06月20日 02:43
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