ここに掲載するものは、塚本さんにパッケージ化して頂いているZaurus用Perl 5.6.1に追加でインストールするPerlライブラリのPerlQt/Embeddedである。
ソースはここからダウンロードして修正し、dev-img-1.3でセルフコンパイルした。
download:lib-perl-qte_2.105-p0.02_arm.ipk
ビルド環境
以下のソースファイルを解凍し、makeコマンドでPerlQt/Embeddedをビルドすることができる。
ソースファイル:perlqt-2.105-p0.02-src.tar.gz
チュートリアルとサンプル
以下のチュートリアルとサンプルに含まれるスクリプトファイルでは、PerlQt/Embeddedで動作させるために修正した部分が判別できるように、削除した行の先頭と追加した行の末尾に"#@@"というコメントを付けた。
チュートリアル:perlqt-2.105_tutorials-2.0-p2.tar.gz
サンプル:perlqt-2.105_examples-2.0-p2.tar.gz
今後の課題
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Menuボタンの対応
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エディットクラスの日本語対応
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QPE関連ダイアログの実装
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その他のバグ修正
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日本語マニュアルの作成
PerlQtの詳細は以下をご覧頂きたい。
英語:http://search.cpan.org/~awin/PerlQt-2.105/doc/starting.pod
英語:http://perlqt.sourceforge.net/
日本語:http://www.kde.gr.jp/~ichi/qt-2.3.2/
ご意見、ご要望、バグ報告などはこちら↓へどうぞ。
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これ以上進めるにはまともにQtを勉強しなければならないと考えたので、このプロジェクトは開店休業状態になります。
現在、「Qt GUI プログラミング」で基本から勉強中です。
-- pochy9n (2008-07-15 23:03:18)
更新履歴
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2008/05/09
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bitBltをQt::PaintDeviceに実装した。同クラスはQt::Widgetのベースとなっているため、全ての表示オブジェクトがbitBltを実装したことになる。これにより、以下のサンプルが動作した。
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examples-2.0/hello/hello
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examples-2.0/biff/biff
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keyReleaseEventをQt::Buttonに実装した。このメソッドが定義されていなかったために、ボタンにフォーカスを当て押したスペースキーを離しても、押された表示のままだった。
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qt/qdrawutil.hに定義されているQt::Painter関連の関数を全て実装した。その中のqDrawShadePanelを実装することにより、以下のサンプルが動作した。
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addMultiCellLayoutをQt::GridLayoutに実装した。これにより、以下のサンプルが動作した。
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examples-2.0/widgets/widgets
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中身が未実装のnewcopyをQt::PointArrayに実装した。また、親クラスのduplicate、size、count、isEmpty、isNull、resize、truncate、fill、find、contains、sort、bsearchも実装した。これにより、以下のサンプルが動作した。
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examples-2.0/drawdemo/drawdemo
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2008/04/19:ビルド環境をアップロード。
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2008/04/17:初回リリース。
最終更新:2009年06月07日 15:04