
テレビでもハイライトシーンを何度も繰り返して放送したり、映画館での予告編も通常よりも長編が作られた。華やかな映画だけに、その宣伝活動が注目されていたが、実際は、こうした地道な宣伝活動に終始してきた。
そんな中、5月27日、一般公開前に主演キャストや関係者の舞台挨拶が行われるプレミア公開が、ニューヨークで行われた。このプレミア公開は、それまでの地道な宣伝活動とは違い、SATCならではの豪華スタイルを見せてくれた!ブロードウェイミュージカルの最高峰を決めるトニー賞や、優れた音楽作品に賞を授与するグラミー賞の会場に使われる事もあるラジオ・シティー・ミュージックホールで行われたのだ。ニューヨークを代表する老舗劇場は、席数およそ6000席。通常、ニューヨークで行われる映画のプレミア公開は、規模が大きくても、席数が2000席前後の劇場が使われる。その数だけを比べても、力の入れようが分かるかと…。
そんな、ゴージャスな劇場にゴージャスな関係者が集まってのプレミア公開。入り口には、お約束のレッドカーペットが敷かれ、主演のサラ・ジェシカ・パーカーらが闊歩した。残念ながら夕立の予報が出ていたため、レッドカーペット上にはビニールテントが張られたが、透明のシートを通して、歩道からもサラの姿が確認でき、辺りは大いに盛り上がった。

日本での公開は、8月23日から。
最終更新:2008年05月30日 07:31