
【パレードよりも注目される広告!?】
マンハッタンで、賑やかなパレードが行われた。そんな中、鼓笛隊の演奏や華やかな山車よりも注目を集めているものがあった。
それは、空に向かって、ゆっくりと浮かんでいく企業のロゴだ。これ、『フライ(飛ぶ)』と『ロゴ(商標)』をあわせた『FLOGO(フロゴ)』と呼ばれる、最新式の広告なのだ。 企業のロゴの形をした小さな雲のようなかたまりが、ゆっくりと空高く上がっていく!肉眼でもビルの7、8階辺りまでならば、はっきりとロゴを確認する事が出来る。
(ちなみに、この日のロゴは、アメリカのビールメーカーのもの。)

【一体何?】
実はこのロゴ、泡で出来ているのだ!この泡、ヘリウムガスと酸素を加えて作られている為、空に向かってフワリ、フワリと宙に浮いて行くという仕掛けだ。ヘリウムガスが多すぎると、あっという間に空高く上ってしまい、ロゴが確認できない。酸素が多すぎると、すぐに地に落ちてしまう。何度も実験を繰り返し、ようやく、最適のブレンドが出来たそう。
フロゴの泡は、子供用のシャボン玉液と同じ、誤って飲み込んでも危険がない物を使用。又、風にあおられて、地面に落ちたとしても、滑らないタイプだとか。
