受諾演説が高視聴率。オバマ3800万人。
ペイリン3700万人
8月28日にコロラド州デンバーでオバマ上院議員がおこなった民主党大統領候補・指名受諾演説は、全米で記録的な視聴者数を得た。
東部時間午後10時からの演説は、ABC、NBC、CBS、FOXニュース、CNN、MSNBC、TVワン、BET、ウニビジョン、テレムンドのネットワークが生中継で放送し、合計3800万人の視聴者を得た。
この数字は党大会での大統領候補の演説では過去最高である。このうちケーブルだけでみるとCNNが810万人を獲得しトップだった。
ちなみに前回2004年の民主党大会最終日では、アル・ゴア大統領候補が演説し、2440万人が見た。
先週の月曜から木曜まで4日間つづいた民主党大会の主な演説はすべてプライムタイムに行われた。
毎晩10時台のニュース各社(10社)の平均合計視聴者数は3020万人で、4年前の2040万人から大きく上昇し、関心の高さを示した。
【ペイリン候補にも注目】
一方9月3日、共和党大会3日目に副大統領候補のペイリン・アラスカ州知事が行った指名受諾演説は、NBC、ABC、CBS、FOXニュース、CNN、MSNBCの6社が中継し、3700万人の視聴者をひきつけた。
同じ女性同士の対決では、民主党のクリントン上院議員の8月26日の演説が2600万人で、ペイリン知事を下回った。
最終更新:2008年09月06日 04:12