大統領候補TV討論。予想下回る5000万人が視聴
9月26日(金)夜の大統領候補同士による最初のテレビ討論会は、周囲が期待していたほど多くの視聴者数を集められず、テレビネットワークやニュースケーブル11社あわせて5240万人だった。
【ABCに最多視聴者】
東部時間で午後9時から午後10時38分までの間、最もみられたのはABCで1104万人、
次がNBCで712万人、
CBSが614万人だった。
ケーブルニュースではFOXニュースが821万人、
CNNが714万人、
MSNBCが392万人。
テレビ討論が終わった後の解説番組でもABCが最も多い827万人を獲得、二位のNBCの712万人を大きく引き離した。
今回のテレビ討論は、マケイン候補が、金融安定化政策法案への対応が最優先課題であるとして、テレビ討論の直前まで出席を明らかにしなかったため有権者やマスコミ各社の前評判を高めたかに見えたが、実際は2004年の大統領候補の討論会(ジョン・ケリーとブッシュ)の際の6千万人に及ばなかった。
【テレビ討論をVOD】
全米で最大手のケーブル会社のコムキャストは、合計3回開催される大統領候補同士のテレビ討論会をすべてデジタル契約者には追加料金なしでVODサービスすると発表した。中継の翌日から視聴可能となる。
すでに党大会の模様から、コムキャストではVODサービスを開始している。 映像はC-Spanからのものを使用している。
最終更新:2008年10月04日 06:14