月ゲー‐設定

月ゲー設定

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 ¶ 和風ファンタジー

世界観


あやかし
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妖怪や神。人外の力をもったモノ。
人間の信仰心や純粋で強い感情などの「意思の力」から生まれ
かつては強大な力を誇っていた。

しかし今、
人々の信仰心や恐怖心は薄れつつあり、
ある程度の平安と引き換えに
生きる事への渇望、人と人の情など
「人の持つ純粋な思いの強さ」も弱くなってきている。

それにより昨今の「あやかし」の大半は力を失った。
特に顕著だったのが妖怪達で、
彼らは”知”や”理性”を失い、神や人に討伐されたり
形が保てず霧散するなど
今現在、自我を保つ妖怪は殆ど見られなくなった。


成損[なりそこない]
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人の欲望、不安、妬み。負の感情が凝り固まったモノ。

「あやかし」と同じような要因で生まれてくるが、
自我もなく、姿形を形成することすら叶わない。
微弱な災いをまき散らすだけのモノであり、

月狂男はそれらを”ナリソコナイ”として蔑んでいる。

[設定]
強いものへと引きあおうとする性質があるらしく、ほおっておくと大きくなる。

そこにあるだけで、人間は負の感情に引きずられて、不安や、鬱、
喧嘩がたえなっかり病気になったりする。
さらに、成損が大きくなって悪化すると、
人々が狂気化したり、土地や水が腐って災害化したり、
(成損同士がくっつきあおうとするので)災害をひきよせる事もある。

月にはあやかしや人のもつ力を高める効果があるようで、成損も例外ではない。
月が大きかったり、月に力をあたえるような儀式のある日(月見等)には
実体が持てるまでに力をつけることがある。
実体をもつと、他のものを襲い、力をつけようする。
負の性質のものとは同一化しようとし、
正の性質のものとは反発し攻撃してきます。=どちらにしろ襲われる。

しかし、普段は実体化をしていない成損を倒せる機会もこの時だけです。

村落
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主人公の暮らす村落。
村々の集まる集落でもはずれの方にある。

けして豊かといえる場所でなく、5~6年前の飢饉のさい、
苦渋の決断で現在の大地主の傘下に入った。
現在の名主[なぬし]である男は、長年、村のまとめ役を行っていた家系で
一定の信頼を得ているが、大地主の評判はすこぶる悪く
「飢饉の心配は減ったが、前の生活の方が良かった」と
住民の不満はくすぶっているようだ。

主人公


十五夜の晩、外に出歩いたことがきっかけで
異様な現場で月見酒と洒落込む、どう考えても狂ってる男に
出会うことになる不運な女性。
身の危険を本能的に感じ取った彼女は男に言われるまま
その異様な現場で共に月見を行う羽目になった。

その夜から主人公と男との奇妙な縁は重ねられ、
彼女は男の自由な生に憧れに近い感情を持つようになる。

そんな折に、大地主のもとへの妾話が飛び込んでくる。
境遇から、不自由な思いを多く経験してきた彼女は、諦めることに慣れていた。
男との出会いの前であったなら、素直に引き受けていただろう。

「あのハチャメチャだったお月見のやり直しをしよう」
彼女は男にそう提案をする。

この どうしようもない日常に歯向かうのか?
諦めて、ひと月だけの非日常を人生の慰めにしようか?
はたまた、自分とは全く違う者だと男を嫌悪する?

主人公に選択の時が訪れていた。

[設定]
主人公は孤児で、普段から解るほどではないが、強い光の下(炎や夕日などの強い太陽)
では茶色い髪に目が赤っぽく見えるぐらいには色素が薄い。
田舎の村なので、どうしても幼少期から遠まきにされて育った。

数年間、祖母と暮らしていたが2,3年前その祖母も他界。
祖母とくらした集落のはずれに一人おいてもらっている状態で
主人公は集落では浮いた存在。いろいろ諦めぐせがついている。

祖母には鬼見の才能があり、
主人公は祖母に貰ったお守りを形見として持っている。

月狂男


今では珍しい自我の残った妖怪であるが、たぶんに漏れず男も理性を手放しつつある。

「あやかし」として生まれるさい、おおもとになった”思い”は
生の渇望、生きる事への謳歌であったようで、
理性を失いつつある今でも、手負いの獣のように、生に貪欲。
敵意を向けられる事に過剰に反応している。

理性を失い、狂暴化した「あやかし」は神や神使からは討伐対象であり、
正の感情がもととなった「あやかし」ゆえ、成損とは殊更相性が悪く襲われやすい。
常に人妖両方から命を狙われるため、すでに感覚、思考が摩耗していて
少しでも自分の命を脅かすような危険性のある相手は容赦なく斬り捨てる。

月を愛でるという行為を、わずかに残った人間性の拠り所として過ごしているが
逆にその時間を守るためにどんな殺戮も厭わなくなってくるあたりが月狂といわれる由縁である。

神使


あやかし。
神様に仕えて様々な雑用をしているらしい。、
主人公に月狂男がどういった存在なのか教えてくれたり、
月狂男の意中の人である主人公を手にかけたり、
「天の羽衣」を渡して主人公達に選択をせまって暗躍したり、
命の危機が迫った月狂男を救う手だてを持ってきてくれる、かもしれない、
作中の大活躍が予感される人物である。

用語

 ¶ 物語にかかわりそうな、ネタになりそうな文件、文化。

月見文化

竹取物語

月読

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最終更新:2013年12月22日 13:27
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