膀胱ガン
NCCNガイドライン
乳酸菌でがんは防げるか? 何を摂るべきか? どのように摂るべきか?
乳酸菌でがんは防げるか?
腎盂癌から膀胱癌へ
「筋層非浸潤性膀胱癌の最新知見と治療戦略」〜膀胱内BCG注入療法の有用性〜
膀胱がんの抗がん剤治療
腎盂・尿管癌(尿路上皮癌)
尿路上皮癌の診断と治療Update
尿路上皮癌
泌尿器がんの化学・放射線療法
進行性尿路上皮癌に対するDIP療法
泌尿器癌に対するセカンドライン化学療法の選択とその意義
M-VAC療法の治療前予測法の研究成果
NCCNガイドラインのエビデンスとなる臨床論文に基づいたがん化学療法副作用グレード評価シート
概要
がん化学療法
泌尿器科癌に対する抗がん剤による化学療法
泌尿器科癌治療の進歩
プロトコル
膀胱・腎盂・尿管がんの概説サイト
M-VAC療法
進行性尿路上皮癌に対するM-VAC変法療法の成績
GC療法
尿路上皮癌に対するGC療法(GemcitabineとCisplatin併用療法)
療法
進行性尿路上皮癌に対するMethotrexate/5-Fluorouracil時間差投与
MVAC 抵抗性尿路上皮癌に対するGemcitabine + carboplatin + docetaxel療法
治療法比較
評価
- CR(完全寛解)
- PR(部分寛解)
- MR(少量寛解)
- NC(不変)
- PD
低用量化学療法
低用量化学療法
外科療法
腎盂尿管癌と膀胱癌における全摘時リンパ節摘除数の予後に及ぼす影響の差異
浸潤性膀胱癌に対する術前M-VAC療法の臨床効果
ネオアジュバント(手術前)化学療法プロトコルについての論争
術前M-VAC療法の可能性
ノウハウ
膀胱がんの場合、肺やリンパ節転移は抗がん剤が効きやすく、骨や肝臓は効きにくいとされています
壁内リンパ管浸潤を有している 症例ではM-VAC療法が無効であることが当科の臨床的検討により判明した
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新規抗癌剤による進行尿路上皮癌(膀胱癌、腎盂尿管癌)の治療研究進行尿路上皮癌(手術不可能な局所進行尿路上皮癌あるいは転移性尿路上皮癌)に対する治療は1990年代はMVAC (methotrexate, vinblastine, doxorubicin, cisplatin)が標準治療でしたが、消化器症状、骨髄抑制、腎機能障害などの毒性が強く、粘膜炎のため摂食が困難となり、体重減少や衰弱を招きうるという問題がありました。さらに、対象者が高齢者ゆえの合併症(心機能障害、腎機能障害)を有する例が多くMVACの遂行はしばしば困難を伴いました。また長期成績でも平均6年の経過観察期間で生存率はわずか3.7%であり、副作用が少なくより効果的な抗癌剤が求められてきた結果、ジェムザールやタキソテールなどの新規抗癌剤が開発されました。当科ではこのような新規抗癌剤を用いた進行尿路上皮癌の治療に取り組んでおります。ただし新規抗癌剤は現在保険適応外のため、適応症例数はごく限られております。
最終更新:2014年10月04日 07:52