- シーケンスナンバー
- NSでは1づつ増えてくみたいだけど、実際にはパケットサイズが仮に500bitなら、シーケンスナンバーも500づつ増やしてく感じになるらしい。アプリケーション層のメモリのアドレスがそのままシーケンスナンバーに対応するようです。(ただし初期値はランダムです、セキリティの都合上)
- ウインドウプローブ
- 送信側が、受信側に最新のウインドウサイズを教えてもらうために送る1バイトのデータだけをもつセグメント。ウインドウプローブは一定間隔で送信される。これにより、ウインドウサイズが今までいっぱいで、今空きができた、という受信側→送信側へのウインドウ更新通知が失われた場合でも、通信が無駄にストップしてしまうのを防ぐことができる。
- RTT
- パケットの往復にかかる時間。
- MSS
- 【Maximum Segment Size】の略。
- メッセージ
- ヘッダ付データの、トランスポート層より上の層での呼びかた。
- セグメント
- ヘッダ付データの、トランスポート層での呼びかた。
- パケット
- ヘッダ付データの、ネットワーク層での呼びかた
- フレーム
- ヘッダ付データの、データリンク層での呼びかた。
- オクテット
- オクテット=バイト=8ビット。通信の分野では、バイトの変わりにオクテットが良く用いられる。
- TCP
- まずFTPでサイズの小さい(40byte)パケットを試しに送信し、相手側のノードのエージェントTCPSinkはそのパケットを受信すると、アックと呼ばれるパケット(これも40byte)を返信する。そしてこれが無事にもとのノードに届くと、もとのノードはデータ本体を送信する。データ本体の転送は何パケットかに分割して送る。(データ本体の入っているパケットのサイズは1040byte)。そして相手側のノードは無事に受信した証拠として、データ本体の入っているパケットを受信する度にアックを元のノードに送り返す。もしもこのアックが受信できなかった場合、そのアックに対応するデータの入ったパケットをもう一度送信する。これを繰り返し、データが無事に転送されるまで送信を続ける。パケットが廃棄(d)された場合は、直ちに同じシーケンス番号のパケットをデキュー(-)する。そのため確実にデータを転送できるが、レートが高くなるとは限らない(というか低くなる?)。また、廃棄されるパケットもおそらく存在する。
- フローID
- class_ N と定義した場合、フローIDはNとなる。
- DropTail
- FIFO(first in first out)でパケットを廃棄するキューイング法式。
- Window size
- 一括転送可能な最大パケット数。Windowとは、受信したデータをためておく為のバッファ領域のこと。
- 伝搬遅延
- 信号が、伝送チャンネルを介してあるポイントから別のポイントまで異動するのに要する時間。つまり、信号がリンクを移動するのに要する時間。ケーブルの物理的な特性(長さとか)により定まるっぽい。
- interval
- NS2では、パケットをエンキューする間隔のこと。
- エンキュー
- パケットをキューにいれること。トレースファイルでは「+」
- デキュー(リンクにデータを流す)
- データをキューから取り出すこと。取り出したデータはその直後にリンクに流し始めるので、NAM上ではパケットが受信側に出現するタイミングがデキューの瞬間でもある。リンク経路にパケットを流し始める瞬間の操作とも考えられる。トレースファイルでは「-」
- キュー(待ち行列)
- 最初に入ったものが最後に出る方式。
- 通信終了
- トレースファイルでは「r」「d」
- 伝搬遅延
- 信号が、伝送チャンネルを介してあるポイントから別のポイントまで異動するのに要する時間。つまり、信号がリンクを移動するのに要する時間。
最終更新:2005年05月18日 11:53