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古関里美(キャラ) - (2006/11/23 (木) 22:24:27) の1つ前との変更点
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&color(blue){}
その女は、誰よりも背が高く、そしてリボンを沢山、身に着けていた。
「わたし、古関里美(こぜき さとみ)と申します。
仲良くして下さいね」
その女は、誰よりも背が高く、そしてリボンを沢山、身に着けていた。
「わたし、古関里美(こぜき さとみ)と申します。
また同じクラスになりましたね」(PC青キャラの場合?)
「暑い所ですけど、たまに気持ちの良い風が吹く時がありますのよ。
そんな時には目をつぶって、風の精霊を心に思い描くの」
&color(blue){(なんだこのデカ女は?)}
巨体に似合わず、夢見がちな性格のようだ…」
&color(blue){(風の精霊?)}
「ええ。
珍しい風には、風の精霊がついておりますのよ」
「いい風が、吹いていますね。
暑さを忘れるような、いいえ、暑くても苦にならないような…そんな風が吹いています。
遠くから運んできた緑の匂いがします」
古関は涼やかだ。
巨体を感じさせない……。
リボンが風に揺れている。
「あの……。
わたし、兄弟がいなかったから……ずっと小野君を可愛がっていたんです……。
でも最近、嫌な顔されるようになって…。
もうどうしたらいいか…」
&color(blue){(恥ずかしいだけだよ)}
「やっぱり女装させたのがいけなかったのか…」
&color(blue){(距離をおくしか)}
「そう……ですね。
それしか……。」
「今日の風は、ヘンですね。」
「きゃっ!あ、ああ……。」
古関は、顔を真っ赤にしている。
「い、いたずらな風が吹いてますね。」
恥ずかしさのため、古関は学校を休みました。
本日は出てきません。
古関は、風にあわせて軽々と巨体を振るって
踊っている。
たくさんのリボンが揺れている。
&color(blue){(よほどの力がないとああは動けないな)}
&color(blue){(しぐさはかわいいなあ……)}
古関は、恥ずかしそうに笑った。
「隊長は、あんまりわたしを笑わないんですね。
……嬉しいです。」
「……いい風が、吹いていますね。
ずっと抱かれていたいような、そんな風…。
すごく遠くの、すごく大きな、そんな風…。」
「小野君は、マギーって言われているんです。
名前が、真義…マサヨシだから、マギーって。
小学生からの、ニックネームなんです。
病気がちで、鼻づまりで、カエルグッズ
集めるのが好きで……あの……。
いい子なんです。
いじめないでください。」
「あの、小野君は体弱いんで、
無理させないでくださいね。
夜更かしも駄目なんです。
甘いもの好きだけど食べさせすぎると
鼻血出すし、それとあの……
あの、ごめんなさい。
マギーの心配ばかりして。
あなたはあまり、心配がいらない気がして…。」
沢山のリボンを風に揺らせながら踊っている。
古関の動きは軽やかで、巨体をまったく
感じさせない。
&color(blue){(力強い踊りの方が似合うんじゃないか)}
&color(blue){(かわいいね)}
古関は、急に調子を悪くしたようで、あちこちに
頭をぶつけている。
「……そ、そんな事言われたのは初めてです。
……というか、恥じぃんでやめてください…。
その、ほんとに。」
古関は、いつものようにあなたを見下ろして
微笑んだ後、あなたに近寄った。
というか、近寄りすぎてぶつかった。
&color(blue){(いたっ、あれ痛くない)}
…けど、息が出来ない。
顔を上げると、古関が顔を真っ赤にしている。
PC「ご、ごめん……。」
「い、いえ…わたしもその、無防備というか…、
あ、あの距離が近づきすぎましたよね。
アハハハ……。」
&color(blue){(ご、ごめん……)}
「あ……ああいや……その……。」
古関は、顔を真っ赤にしてあちこちに頭を
ぶつけている。
うわあ、すごいわかりやすさで意識されてる…。
古関は、額から血を流しながら何事か
つぶやいている。
(だ、駄目……このままでは頭をぶつけすぎて
死んじゃう…ど、どうしよう…どうすれば…。
そうか……!)
古関の目が光った。
「目をつぶればいいのよ!」
そして盛大にこけた。
あなたに覆いかぶさる。
髪の毛があなたの顔にかかって何も見えない。
&color(blue){(おとなしくしてる)}
(口をあわあわさせている。)
「……あ、あの、そ、それは…。
いや、もっとあのそこは……。
……。」
古関は、いそいそと離れるとリボンを直して、
その後、深呼吸した後、きゃーと言いながら
すごい勢いで走っていった。
壁をパンチで突き破っていく。
&color(blue){(暴れる)}
その日の夜
古関は、以前あなたが触った所を押さえて
顔を真っ赤にして眠ろうと努力している。
「ね、眠れないよう……。」
古関は、眠そうだ。
そのせいでやっぱり頭をあちこちにぶつけている。
あなたに気づいた。
「わたし、あの、すごい無様ですよね。
ただでさえ似合わない格好してる上に…。
こんなんじゃ…。」
古関は泣きそうだ。
&color(blue){(かわいいと思うけど)}
「……わたしをいじめて、楽しんでるでしょ……。」
涙を浮かべて古関は言った。
そして、走り去っていった。
&color(blue){(その前に怪我、怪我)}
(こういうのって、ほれた方が負けって言うけど
…きっとわたし、完敗だな……。)
古関は、そう思うと、それでもいいかと思った。
古関の沢山のリボンが風で揺れている。
「……急に、風が吹いてきましたね。
珍しい、風……。
感じませんか?どんな風の精霊なんだろう。
軽やかな、速い、めまぐるしい、踊るように…。
……緑の丘を、広い海を、いろんな世界を、
渡って来た……?」
「……なんだろう……不思議な風…。
この風は……???
隊長は、何で不思議そうな顔を
してるんですか?
……こんな風……わたし知らない…。」
「相変わらず不思議な風が吹いていますね。
なんだろう……。」
&color(blue){(前から気になっていたが、風って?)}
「……あ、あの。」
古関は、恥ずかしそうにしている。
「人の心には、風が吹いていて、
わたしを揺らすんです……、多分。」
&color(blue){(今、無風だけど)}
「優しい風もあれば厳しい風もあります。
温かい風も、冷たい風も、上に昇る風も、
海を行く風も、山を渡る風も。
数多くの風の中に、一つ風の王様がいるそうです。
その風の名前は希望。
多分、あなたと同じ名前の存在。」
「希望というものは、人の心に春を呼ぶための、
ただそのためだけのシステム。
それがどこかにあって、それが負けていないと
言うのなら……それは本当に負けていないし、
まだ終わってもいないのでしょう。」
「風の行く先には、希望の故郷があるといいます。
風の厳しい、そこは心の寒いところだとか。
なんでそんな所で、希望が育つのでしょうね。
優しい所から優しい存在が生まれるのは
わかります。
でも…なぜ悲しみと寒い中からそれが
生まれるんでしょう…。」
古関里美 [[通常>古関里美(通常)]] / [[提案>古関里美(提案)]] / [[派生>古関里美(派生)]] / [[シナリオ>古関里美(シナリオ)]]
&color(blue){}
その女は、誰よりも背が高く、そしてリボンを沢山、身に着けていた。
「わたし、古関里美(こぜき さとみ)と申します。
仲良くして下さいね」
その女は、誰よりも背が高く、そしてリボンを沢山、身に着けていた。
「わたし、古関里美(こぜき さとみ)と申します。
また同じクラスになりましたね」(PC青キャラの場合?)
「暑い所ですけど、たまに気持ちの良い風が吹く時がありますのよ。
そんな時には目をつぶって、風の精霊を心に思い描くの」
&color(blue){(なんだこのデカ女は?)}
巨体に似合わず、夢見がちな性格のようだ…」
&color(blue){(風の精霊?)}
「ええ。
珍しい風には、風の精霊がついておりますのよ」
「いい風が、吹いていますね。
暑さを忘れるような、いいえ、暑くても苦にならないような…そんな風が吹いています。
遠くから運んできた緑の匂いがします」
古関は涼やかだ。
巨体を感じさせない……。
リボンが風に揺れている。
「あの……。
わたし、兄弟がいなかったから……ずっと小野君を可愛がっていたんです……。
でも最近、嫌な顔されるようになって…。
もうどうしたらいいか…」
&color(blue){(恥ずかしいだけだよ)}
「やっぱり女装させたのがいけなかったのか…」
&color(blue){(距離をおくしか)}
「そう……ですね。
それしか……。」
「今日の風は、ヘンですね。」
「きゃっ!あ、ああ……。」
古関は、顔を真っ赤にしている。
「い、いたずらな風が吹いてますね。」
恥ずかしさのため、古関は学校を休みました。
本日は出てきません。
古関は、風にあわせて軽々と巨体を振るって
踊っている。
たくさんのリボンが揺れている。
&color(blue){(よほどの力がないとああは動けないな)}
&color(blue){(しぐさはかわいいなあ……)}
古関は、恥ずかしそうに笑った。
「隊長は、あんまりわたしを笑わないんですね。
……嬉しいです。」
「……いい風が、吹いていますね。
ずっと抱かれていたいような、そんな風…。
すごく遠くの、すごく大きな、そんな風…。」
「小野君は、マギーって言われているんです。
名前が、真義…マサヨシだから、マギーって。
小学生からの、ニックネームなんです。
病気がちで、鼻づまりで、カエルグッズ
集めるのが好きで……あの……。
いい子なんです。
いじめないでください。」
「あの、小野君は体弱いんで、
無理させないでくださいね。
夜更かしも駄目なんです。
甘いもの好きだけど食べさせすぎると
鼻血出すし、それとあの……
あの、ごめんなさい。
マギーの心配ばかりして。
あなたはあまり、心配がいらない気がして…。」
沢山のリボンを風に揺らせながら踊っている。
古関の動きは軽やかで、巨体をまったく
感じさせない。
&color(blue){(力強い踊りの方が似合うんじゃないか)}
&color(blue){(かわいいね)}
古関は、急に調子を悪くしたようで、あちこちに
頭をぶつけている。
「……そ、そんな事言われたのは初めてです。
……というか、恥じぃんでやめてください…。
その、ほんとに。」
古関は、いつものようにあなたを見下ろして
微笑んだ後、あなたに近寄った。
というか、近寄りすぎてぶつかった。
&color(blue){(いたっ、あれ痛くない)}
…けど、息が出来ない。
顔を上げると、古関が顔を真っ赤にしている。
PC「ご、ごめん……。」
「い、いえ…わたしもその、無防備というか…、
あ、あの距離が近づきすぎましたよね。
アハハハ……。」
&color(blue){(ご、ごめん……)}
「あ……ああいや……その……。」
古関は、顔を真っ赤にしてあちこちに頭を
ぶつけている。
うわあ、すごいわかりやすさで意識されてる…。
古関は、額から血を流しながら何事か
つぶやいている。
(だ、駄目……このままでは頭をぶつけすぎて
死んじゃう…ど、どうしよう…どうすれば…。
そうか……!)
古関の目が光った。
「目をつぶればいいのよ!」
そして盛大にこけた。
あなたに覆いかぶさる。
髪の毛があなたの顔にかかって何も見えない。
&color(blue){(おとなしくしてる)}
(口をあわあわさせている。)
「……あ、あの、そ、それは…。
いや、もっとあのそこは……。
……。」
古関は、いそいそと離れるとリボンを直して、
その後、深呼吸した後、きゃーと言いながら
すごい勢いで走っていった。
壁をパンチで突き破っていく。
&color(blue){(暴れる)}
その日の夜
古関は、以前あなたが触った所を押さえて
顔を真っ赤にして眠ろうと努力している。
「ね、眠れないよう……。」
古関は、眠そうだ。
そのせいでやっぱり頭をあちこちにぶつけている。
あなたに気づいた。
「わたし、あの、すごい無様ですよね。
ただでさえ似合わない格好してる上に…。
こんなんじゃ…。」
古関は泣きそうだ。
&color(blue){(かわいいと思うけど)}
「……わたしをいじめて、楽しんでるでしょ……。」
涙を浮かべて古関は言った。
そして、走り去っていった。
&color(blue){(その前に怪我、怪我)}
(こういうのって、ほれた方が負けって言うけど
…きっとわたし、完敗だな……。)
古関は、そう思うと、それでもいいかと思った。
古関の沢山のリボンが風で揺れている。
「……急に、風が吹いてきましたね。
珍しい、風……。
感じませんか?どんな風の精霊なんだろう。
軽やかな、速い、めまぐるしい、踊るように…。
……緑の丘を、広い海を、いろんな世界を、
渡って来た……?」
「……なんだろう……不思議な風…。
この風は……???
隊長は、何で不思議そうな顔を
してるんですか?
……こんな風……わたし知らない…。」
「相変わらず不思議な風が吹いていますね。
なんだろう……。」
&color(blue){(前から気になっていたが、風って?)}
「……あ、あの。」
古関は、恥ずかしそうにしている。
「人の心には、風が吹いていて、
わたしを揺らすんです……、多分。」
&color(blue){(今、無風だけど)}
「優しい風もあれば厳しい風もあります。
温かい風も、冷たい風も、上に昇る風も、
海を行く風も、山を渡る風も。
数多くの風の中に、一つ風の王様がいるそうです。
その風の名前は希望。
多分、あなたと同じ名前の存在。」
「希望というものは、人の心に春を呼ぶための、
ただそのためだけのシステム。
それがどこかにあって、それが負けていないと
言うのなら……それは本当に負けていないし、
まだ終わってもいないのでしょう。」
「風の行く先には、希望の故郷があるといいます。
風の厳しい、そこは心の寒いところだとか。
なんでそんな所で、希望が育つのでしょうね。
優しい所から優しい存在が生まれるのは
わかります。
でも…なぜ悲しみと寒い中からそれが
生まれるんでしょう…。」
「……あなたの横顔を見ていたら……。
希望がなぜ生まれるのか、わかりました。
それはきっと、誰かわからないけれど、
きっと神様みたいな存在が、諦めるなと、
そう言いたいからでしょう。
場所が希望を育てるのではなく、何か、
もっと大きな何かによって、希望は
生まれるのでしょう……。
駄目だな……涙出てきちゃった……。
あなたは、どこかに行くのね。
これまでのように、いつものように…。」
「あなたの事を、いつも祈っています。
あなたは強いから、きっと負ける事はないと
思うけど、でも心は、無敵じゃないと
思うから。
だから、祈ります。
あなたの心が、守られるように。
この島を離れるまでもう少しだけど、
頑張ってくださいね。」
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