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古関里美(キャラ) - (2006/11/21 (火) 00:36:38) の編集履歴(バックアップ)



その女は、誰よりも背が高く、そしてリボンを沢山、身に着けていた。
「わたし、古関里美(こぜき さとみ)と申します。
仲良くして下さいね」

その女は、誰よりも背が高く、そしてリボンを沢山、身に着けていた。
「わたし、古関里美(こぜき さとみ)と申します。
また同じクラスになりましたね」(PC青キャラの場合?)


「暑い所ですけど、たまに気持ちの良い風が吹く時がありますのよ。
そんな時には目をつぶって、風の精霊を心に思い描くの」
(なんだこのデカ女は?)
巨体に似合わず、夢見がちな性格のようだ…」
(風の精霊?)
「ええ。
珍しい風には、風の精霊がついておりますのよ」


「いい風が、吹いていますね。
暑さを忘れるような、いいえ、暑くても苦にならないような…そんな風が吹いています。
遠くから運んできた緑の匂いがします」
古関は涼やかだ。
巨体を感じさせない……。
リボンが風に揺れている。


「あの……。
わたし、兄弟がいなかったから……ずっと小野君を可愛がっていたんです……。
でも最近、嫌な顔されるようになって…。
もうどうしたらいいか…」
(恥ずかしいだけだよ)
「やっぱり女装させたのがいけなかったのか…」
(距離をおくしか)
「そう……ですね。
それしか……。」

「今日の風は、ヘンですね。」
「きゃっ!あ、ああ……。」
古関は、顔を真っ赤にしている。
「い、いたずらな風が吹いてますね。」

恥ずかしさのため、古関は学校を休みました。
本日は出てきません。

古関は、風にあわせて軽々と巨体を振るって
踊っている。
たくさんのリボンが揺れている。
(よほどの力がないとああは動けないな)
(しぐさはかわいいなあ……)
古関は、恥ずかしそうに笑った。

「隊長は、あんまりわたしを笑わないんですね。
……嬉しいです。」

「……いい風が、吹いていますね。
ずっと抱かれていたいような、そんな風…。
すごく遠くの、すごく大きな、そんな風…。」

「小野君は、マギーって言われているんです。
名前が、真義…マサヨシだから、マギーって。
小学生からの、ニックネームなんです。
病気がちで、鼻づまりで、カエルグッズ
集めるのが好きで……あの……。
いい子なんです。
いじめないでください。」

「あの、小野君は体弱いんで、
無理させないでくださいね。
夜更かしも駄目なんです。
甘いもの好きだけど食べさせすぎると
鼻血出すし、それとあの……
あの、ごめんなさい。
マギーの心配ばかりして。
あなたはあまり、心配がいらない気がして…。」


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