05年度AD3年口頭試験キーワード内検索 / 「57.フーリエ級数とフーリエ変換>」で検索した結果

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  • 57.フーリエ級数とフーリエ変換
    フーリエ級数(Fourier Series)とは…連続周期信号を直流成分、基本周波数成分ならびにその高調波成分の重ね合わせによって表現したもの。 フーリエ変換(Fourier Transform)とは…フーリエ級数が周期信号(無限長信号)を取り扱うのに対し、フーリエ変換は、非周期信号(有限長信号)を対象とする。非周期信号を、周期無限大の周期信号ととらえ、フーリエ級数展開と同様の計算を行う。 補足1:フーリエ級数展開によるスペクトル(周波数に対する分布)は線スペクトル(離散)で非周期的、フーリエ変換によるスペクトルは連続で非周期的。 補足2:「三角関数で表現できない関数は存在しない。」byフーリエ(1768~1830) 補足3 カレーライスをフーリエ級数展開すると・・・ - →次のキーワードに進む
  • 音情報講座>
    57.フーリエ級数とフーリエ変換 58.デルタ関数 59.線形時不変システム 60.インパルス応答 61.因果性システム 62.重畳(たたみ込み)積分 63.伝達関数 64.標本化と量子化 65.アナログ信号とディジタル信号 66.サンプリング定理 67.直線状たたみ込み 68.Z変換 69.円状たたみ込み 70.離散フーリエ変換 71.FFT 72.動電形スピーカ 73.外耳道の共鳴効果 74.中耳のインピーダンス整合 75.蝸牛の有毛細胞 76.(聴覚における)進行波説 77.聴覚抹消系の興奮パターン 78.聴神経の位相同期(または位相固定) 79.オージオグラム 80.伝音性難聴と感音性難聴 81.補充現象 82.ソーン 83.音の大きさのレベルと等感曲線 84.複合音の音の大きさ 85.(聴覚における)時間説と場所説 86....
  • 70.離散フーリエ変換
    離散的フーリエ変換(discreate Fourier transform) 有限長の離散時間信号に対するフーリエ変換。略してDFTと呼ぶことが多い。 有限長系列x(n)、0≦k Nとすると、 X(k)=Σ(n=0→N-1)[x(n)e^(-j2πkn/N)] で定義される。0≦n Nの区間でのみ値x(n)をもち、その他の範囲で0となる系列のフーリエ変換をX(e^(jω))とすると、X(k)=X(e^(j2πk/N))で定義される。IDFTにより得られたx(n)は周期Nの周期系列となり、0≦n Nの区間ではもとの系列と一致する。 DFTはフーリエ変換を計算する実用的な手段として広く用いられており、その計算を高速に行うアルゴリズムが高速フーリエ変換(FFT)である。 参考:音響用語辞典 →次のキーワードに進む
  • 68.Z変換
    z変換(z transform) 離散時間信号およびシステムの表現・解析手段の一つ。離散時間信号に対するフーリエ変換の一般化。連続時間信号に対するラプラス変換に対応する。 離散時間信号x(n)のz変換X(z)は、zを複素数として下式で定義される。 X(z)=Σ(n=-∞→∞)[x(n)z^(-n)] 与えられたx(n)に対してX(z)が収束するzの集合を収束領域と呼ぶ。 一方、X(z)の逆変換は下式で与えられる。 x(n)=1/(2πj)・∫(C)[X(z)z^(n-1)]dz(このときの積分は経路Cの周回積分) ただし、周回積分の経路Cは、収束領域内にとったz平面状の原点を囲む反時計回りの閉曲線とする。一般には、X(z)をべき級数展開してz^(-n)の係数としてx(n)を求める方法や、X(z)を部分分数展開により単純な形の項の和として表し、既知の...
  • 71.FFT
    FFT…離散フーリエ変換において、周期Nが2のべき乗であるときに計算機上で高速に計算ができるアルゴリズム。高速フーリエ変換(FastFourierTransform)の略。 補足1:標本点数がN点のとき、DFTに要する演算回数はN^2回の複素乗算とN(N-1)回の複素加算。でもFFTだと乗算回数が(N/2)log2(N)回ですむのだ! 例えばN=512のとき、DFTだと262,144回も乗算しなくちゃいけない。(…大変だ)けどそんなときFFTを使えばなんと、2304回で済んじゃう。(すごい!)手計算も夢じゃないぜ。 →ゼロパディング(zero padding) 解析したい信号の標本数がN^2個に届かない場合は0をサンプルに追加すればFFT使用可能になる →次のキーワードに進む
  • 58.デルタ関数
    デルタ関数(delta function)…デルタ関数δ(t)は、面積が1であり、t=0で無限大の振幅を持ち、幅が0の特殊関数。連続信号を離散化するときに用いられる。デルタ関数のフーリエ変換は1となる。つまり、全周波数帯域で一定の振幅をもち、かつ位相がゼロである。(すごい! (ホワイトノイズは振幅は一定であるが位相はランダム) →次のキーワードに進む
  • 60.インパルス応答
    インパルス応答(inpulse response)…システムに単位インパルス(デルタ関数δ(t))を入力したときのシステムの出力。 補足:入力信号をx(t)、インパルス応答をh(t)としたとき、出力信号y(t)はx(t)とh(t)の畳込みで与えられる。システムの特性を調べるときによく使う(ここが一番大事!)が、実用面としては残響のシミュレータにも使われる。 補足2:インパルス応答のz変換が伝達関数である。さらに、そこにz=exp(jω)を代入したものが周波数応答となる。 インパルス応答 H(n) (実数、横軸時間)     ↑ (フーリエ変換↓、逆変換↑)     ↓ 周波数応答特性 H(ω)(振幅特性、位相特性を含む。※複素数である) インパルス応答 H(n) (実数、横軸時間)     ↑ (z変換↓、逆z変換↑)     ↓ 伝達関数 H...
  • 8.フーガとカノン
    フーガとカノン(by生島 with小杉)  あなたは今日 - 人目の訪問者です フーガ 17世紀に発達した模倣対位法の最も円熟した音楽形式。 ひとつの調に基づき、関係調がその原調を修飾しながら曲が進んでいく。 ある主題に対して、他の声部が応答し、それが複数声部によって曲を盛り上げる。 有名作品はバッハ作曲「トッカータとフーガ ニ短調」、 「平均律クラヴィーア曲集」、「フーガの技法」など。 フーガは基本的に、提示部と嬉遊(きゆう)部(エピソード)との交替で構成される。 最後の提示部の後には追迫部(ストレッタ)が置かれる。 ↓こんな感じ 提示部(主調) - 嬉遊部 - 提示部(主調以外) - 嬉遊部 ………… - 追迫部(主調) 提示部には主題と応答(最初の声部が主題を提示し、その主題を‘他の声部が’模倣することを応答という)がある。 厳密に主題...
  • 音文化講座>
    1.音階 2.音高と音程 3.移調 4.近親調 5.和声学における和音 6.楽節・楽句・動機 7.ソナタ形式 8.フーガとカノン 9.MIDI 10.ノートナンバーとベロシティ 11.テトラコード 12.ピュタゴラス音律 13.純正律 14.平均律 15.五声(五音)・十二律 16.グレゴリオ聖歌 17.教会旋法 18.オルガヌム 19.ポリフォニー 20.モノディ 21.シンフォニア 22.コンチェルト 23.組曲 24.ルネサンスとバロック 25.古典派とロマン派 26.パレストリーナ 27.モンテヴェルディ 28.ベートーヴェン 29.シェーンベルク 30.ジョン・ケージ
  • 90.フォルマント
    <解答1> 児玉 [formant] フォルマントとは、周波数が強調されている部分(共振部分)のことで、周波数の低い方から第一フォルマント、第二フォルマントと呼ぶ。母音の音質は、第一フォルマントと第二フォルマントの相対的な距離によって決まり、そのフォルマントの分布の具合によって、それぞれ母音[a i u e o]が区別される。スペクトログラムを見るとフォルマントの様子がよく分かるが、母音と子音の区別は、スペクトログラム上の定常部(ほぼ時間軸に平行)と遷移部(時間軸に対する急激な立ち上がり)を見れば分かる。遷移部があれば子音として知覚され、遷移部がなければ母音として知覚されるのである。 →図(スペクトログラム) →母音と子音 →次のキーワードに進む スペクトログラム 言語音を音響分析装置によって周波数・振幅分布・時間の三次元で表示した記録図のことで、音韻の弁別に有意な...
  • オラトーリオ
    オラトーリオ  基本的構造(合唱、独唱、器楽伴奏) においてオペラに似ているが通常聖書から採られる  宗教的題材を用い、また筋書きを展開させる語り手を必要とする点、舞台装置や衣装なしの  演奏会形式で演奏される点でオペラと異なっている。
  • 87.音の粗さ
    <解答1> 児玉 [roughness] 臨界帯域を越えない程度の狭い周波数範囲で、唸りなどにより、音圧が毎秒数十回から百回余りくらいの変化を示す場合、音色に濁った感じ、ザラザラした感じが生ずる。これが、音の粗さである(「唸りが生じるよりは広い周波数(20[Hz]程度)の差をもつ、二つの音間で生じる」という風に唸りと区別することも?)。音楽において、同時に鳴らした2つ以上の音のあいだに不協和が生ずるとき、音の粗さが大きな要因になっている。 →協和と不協和 →次のキーワードに進む 臨界帯域 音の周波数成分が、狭い周波数範囲ごとに別々に処理されていると仮定すると、多くの精神物理学的なデータが統一的に説明できる。この、一つ一つの周波数範囲の処理単位のことを臨界帯域という。臨界帯域の周波数幅は、中心周波数の関数として表され、500[Hz]以下に対しては常に約100[Hz]と...
  • 91.マスキング
    <解答1> 児玉 聴覚におけるマスキングは「ある音が存在することによって、他の音が聞こえにくくなること」である。マスキングする音をマスカー[masker]、される音をマスキー[maskee]という。また、低音域はマスキングされにくく、高音域はマスキングされやすいため、マスカーの方がマスキーより周波数が低い場合、よりマスキング効果はある、と言える。 →音脈・聴覚の情景分析 →次のキーワードに進む 臨界帯域 音の周波数成分が、狭い周波数範囲ごとに別々に処理されていると仮定すると、多くの精神物理学的なデータが統一的に説明できる。この、一つ一つの周波数範囲の処理単位のことを臨界帯域という。臨界帯域の周波数幅は、中心周波数の関数として表され、500[Hz]以下に対しては常に約100[Hz]となり、500[Hz]以上に対しては中心周波数の5分の1程度となる。純音成分に、同時マスキン...
  • 63.伝達関数
    伝達関数(transfer function)…インパルス応答のz変換で、システムの特性を表す。入力x(t)と出力y(t)をそれぞれz変換したものの比。 補足:「アナログ信号」での伝達関数の定義は入力x(t)と出力y(t)をそれぞれラプラス変換したものの比。ラプラス変換は僕らは工学系でありながらカリキュラム上習ってないので微妙なラインです。 ラプラス変換とz変換は従兄弟同士なのでここの伝達関数の回答としてはディジタル信号由来のz変換に関する方を答えたほうがよいと思われます。 →次のキーワードに進む
  • 97.閾値
    <解答1> 児玉 閾とは境目の意味であり、閾に対応した刺激量を閾値という。閾値には、大きく分けて刺激閾、弁別閾の2種類ある。刺激閾(絶対閾)[stimulus threshold]は、感覚を生じるか生じないかの境界の刺激値である。しかし、感覚を生じさせる刺激値の境界は明瞭ではなく、刺激強度が徐々に増すことにより感覚が生じる確率も徐々に増加していくため、刺激閾を定義するのに感覚が生じる確率(0.5であれば二分の一の確率なのでばらつくため、0.75が適当である)を用いる。弁別閾[difference threshold]は、2つの刺激量の相違に気づくか気づかないかの境界の刺激変化量である。 刺激閾(絶対閾)は、感覚を生じるか生じないかの境界の刺激値である。 弁別閾は、刺激量の相違に気づくか気づかないかの境界の刺激変化量である。 →極限法と恒常法・マグニチュード推定法 ...
  • 26.パレストリーナ
    16世紀後半、ルネサンス期のイタリアを代表する教会音楽作曲家。 教皇のお膝元であるローマで活躍し、カトリック教会のための数多くの宗教曲の傑作を残した。 その存在は「教会音楽の父」として後代において神格化され、彼の ポリフォニー技法は「パレストリーナ様式」と呼ばれ、この様式は対位法の模範とされている。 パレストリーナの作品は、フランドル楽派のポリフォニー様式を基礎に置きながら、イタリア風の三和音(ド-ミ-ソなど)を基礎とした澄んだ和声進行の上で、常に流麗で滑らかな旋律が鳴り響き、歌詞の抑揚や言葉の意味を明確にしていくというものである。従って、ポリフォニーでありながら、常に魅力のある旋律が鳴り響き、縦と横のバランスが非常によくとれた音楽になっている。 ※対位法(たいいほう)(英counterpoint) 1つのメロディに対し、新たな(複数の)メロディを同時に歌わせる(...
  • 47.平面波
    平面波 波面(等位相面)が平面を成す波。また、一次元の波動方程式の解とも言える。 平面波では音圧と粒子速度に関して一般的にp/u=ρcの関係が成立する。 この音圧を粒子速度で除した数(媒質の密度と音速の積)を固有音響抵抗あるいは媒質の特性インピーダンスと呼ぶ。 →次のキーワードに進む
  • 17.教会旋法
    教会旋法 (釘本)  単旋律聖歌に関する音楽理論が、中世初期を通してしだいに確立していった。その理論は、教会旋法とよばれる音楽組織に基礎をおく。 教会旋法の分類 正格旋法・・・アンビィトゥス(音域)が、フィナリス(主音となる音のこと。その聖歌の終止音となる。)からその約1オクターブ上まで。 第1旋法=ドリア旋法(フィナリス:二音) 第3旋法=フリギア旋法(フィナリス:ホ音) 第5旋法=リディア旋法(フィナリス:へ音) 第7旋法=ミクソリディア旋法(フィナリス:ト音) 変格旋法・・・アンビィトゥス(音域)が、フィナリスの4度下の音からはじまり、通常フィナリスの5度上まで。 第2旋法=ヒポドリア旋法(フィナリス:二音) 第4旋法=ヒポフリギア旋法(フィナリス:ホ音) 第6旋法=ヒポリディア旋法(フィナリス:へ音) 第8旋法=ヒポミクソリディア旋法(...
  • 7.ソナタ形式
    ソナタ形式(by生島 with小杉)  あなたで今日 - 人目☆ さまざまな音楽形式(ロンド形式や変奏形式など)のひとつで、 (序奏→)提示部→展開部→再現部(→コーダ) という構成から成っている。 +提示部 提示部={第1主題→経過部→第2主題(→コデッタ)} 提示部には普通2つの主題(テーマ)が用いられ、第1主題・第2主題と呼ばれる。 一般的に第1主題の調に対し、第2主題は近親調に転調する。 (例えば第1主題がE-majorであれば、第2主題はB-majorやE-minorなどになる。) これら2つの主題は仲介楽節(経過部、推移部とも呼ばれる)という転調のための部分でつながる。 この転調や仲介楽節によって2つの主題の対比は明確になり、緊張は高められる。 そしてこの対比こそがソナタ形式の肝。らしい。 第2主題の後には、しばしば提...
  • 72.動電形スピーカ
    動電系スピーカ…電気信号を音響信号に変換する、電気-音響変換器。ボイスコイルに電流が流れると、電磁誘導によって、振動板が駆動され、音波が放射される。 補足:マイクでもスピーカでも基本的にコイルを用いるのが動電型、コンデンサを用いるのが静電型です。 静電型はコンデンサの静電容量の変化を使うけれど、そのためにはコンデンサにあらかじめ電荷をためておく必要があり、バイアス電圧が必要になります。 →次のキーワードに進む
  • 24.ルネサンスとバロック
    ルネサンスとバロック  田上です ルネサンス音楽とバロック音楽の比較  (西洋音楽史で配られた資料です。簡潔で要を得ているらしいのでのせました)  htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 ※ムジカ・レセルヴァータ、マドリガリズム=歌詞を音楽によって強調したり表現したりすること、TAKUTUS=拍(多分) ルネサンス(1400~1600) イタリアで起こりヨーロッパ中に広がる  ルネサンスの音楽史は15世紀の初期ルネサンスと15世紀後期から17世紀初期に及ぶ盛期ルネサンスに分けられる。  初期にルネサンス時代の基礎的な音楽様式である多声宗教合唱音楽が、フランドル出身の音楽家たちの手で  形を整えられた。盛期はこの様式の普及と完成をみたのである。 前の時代との違い(念のため)  初期ルネサンス ○...
  • 32.強制振動
    強制振動 システムの外部からの力が働かない場合の振動を"自由振動"というが、現実的な振動システムには運動を起こすための 外力が必要である。 ここでは1つの時間的に変動する駆動力がシステムに作用しているとして、このようなシステムの外部から駆動力が作用するときの振動を"強制振動"という。 過渡応答 と 定常状態 駆動力が作用した直後の振動は素早く消えてしまい、この短い時間での運動を"過渡応答"(またはトランジェント)という。 その後の振動システムは駆動力と同じ周波数で振動すると考えられる。このような周期運動が維持されている状態を"定常状態" という。 (例) 金管楽器を吹いたときに、音の出始めが過渡応答であり、少したって安定した音が定常状態である。過渡応答のときは駆動力の影響が...
  • 66.サンプリング定理
    サンプリング定理… 標本化する信号に含まれる最高周波数がナイキスト周波数よりが低ければ、離散化された信号から元信号を復元することが可能であるという定理。 ナイキスト周波数とは・・・ ある信号を標本化するとき、そのサンプリング周波数 fs の 1/2 の周波数を言う。ナイキスト周波数を超える周波数成分は標本化した際に折り返し (エイリアシングとも言う) という現象を生じ、再生時に元の信号として忠実には再現されない →次のキーワードに進む
  • 30.ジョン・ケージ
    ジョン・ケージ(1912~1992) 田上です 略歴  アメリカの作曲家。1934~1937までシェーンベルクに師事。 プリペアドピアノを考案して、ガムラン音楽に非常に近い音色やリズムの多彩な音楽を作り上げる。  易や禅をヒントに、チャンス・オペレーションにより作品を決める偶然性の音楽を生み出した。  フルクサスにも大きな影響を与える。 代表作 「四分三十三秒」、「0分00秒」、「プリペアド・ピアノの為のソナタとインターリュード」 →次のキーワードに進む
  • 42.開口端補正
    開口端補正(open end correction) 開口端の外にも媒質が存在するため、エネルギーが管の外にも伝達され、開口端で音圧がゼロにならない。管端から少し外側の点が実効的な管端となり、管の長さが見かけ上増加したようになる増加分。一般に周波数と管の半径の上昇に伴って減少する。周波数が低い、管の半径が小さい場合は以下の式から漸近値が求められる。 半径aの円形管(管の厚さは無視):0.6a 管端に無限大の板がついているとき:0.85a 有限サイズの板がついているとき:上記の間の値 →次のキーワードに進む
  • オペラ
    バロックオペラ  バロックオペラは衣装と背景を伴い、台本(リブレット)と呼ばれるテキストの全体に  音楽がつけられる。筋書きは普通世俗的である。  バロック初期に「オペラ・セーリア 」(悲劇の形をとる)、「オペラ・ブッファ」(喜劇)などの  オペラが発展。これらの特徴としては、「レチタティーヴォ」(語られる内容を主としてあまり旋律的でない楽句)  「アリア」(旋律的なまとまった形の独唱曲)があげられる。また器楽伴奏は単純な通奏低音から出発したが  18世紀には編成の大きい管弦楽にまで発展をとげた。
  • 25.古典派とロマン派
    古典主義とロマン主義  田上でごわす 古典主義時代(1750~1800) (ドイツとオーストリアが音楽における古典主義運動の中心)  前段階様式○ロココ様式         ○ギャラント様式            ○多感様式         ○後期バロック            ↓         古典主義の出現  htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。  音楽創作法について  バロック・・・大規模で複雑で高度に装飾のほどこされた音楽的意匠(例えば                        バッハのフーガ、トッカータ、コンチェルト、カンタータ)を強調した。                 古典主義・・・交響曲やソナータのようにみごとに均整の取れた形式の中に配置された。        ...
  • 64.標本化と量子化
    標本化と量子化…標本化とは、時間軸上で連続したアナログ波形を一定の時間間隔の離散的な値で表すこと。標本化の時間間隔を標本化周期(Ts)その逆数を標本化周波数(fs)標本化したときの振幅値を標本値という。 量子化とは、時間軸上で離散信号になった標本値は、振幅上ではまだ連続的な値を持っているので、振幅軸上でも離散的な値に変換すること。標本値の最大値と最小値の値を一定の量子幅で等分したときに観測している標本値をそれと最も近い離散値に置き換える。量子化された値と実際の値の差は、量子化歪みとなる。これを小さくするためには、量子化幅を小さくし、レベルの数を多くする。 →次のキーワードに進む
  • 27.モンテヴェルディ
    クラウディオ・モンテヴェルディ ルネサンス音楽からバロック音楽への転換点に立つ音楽家です。 彼は声楽の分野で多くの傑作を残し、オペラやマドリガーレ、そして宗教音楽の分野においても、その後の音楽に多大な影響を与えました。 初期バロック音楽は、モンテヴェルディによって切り開かれ、その方向を決定づけられたと言っても決して過言ではないでしょう。 モンテヴェルディの創作は、ルネサンス風のマドリガーレが出発点になっています。マドリガーレは16世紀半ば頃から17世紀初頭にかけて多数作曲されたイタリアの代表的な歌曲で、もともとは無伴奏のポリフォニー技法によって作曲されていました。けれど、言葉と音楽との一致を求め、歌詞の劇的な表現を追求していったモンテヴェルディにとって、純粋なポリフォニーの様式だけで作られる音楽は不十分なものになっていき、様々な試行錯誤の後、彼のマドリガーレはより直接的...
  • 67.直線状たたみ込み
    直線状畳み込み(linear convolution)…離散信号に対して用いられる計算法で、線形システムのインパルス応答と、入力信号から出力を求める際に用いられる。 →次のキーワードに進む
  • 20.モノディ
    ・モノディー monody[英]  16世紀終わりのフィレンツェにおいて、それ以前の声楽的ポリフォニーのあり方への反抗としてはじめて提唱された独唱形態である。歌詞の言葉の意味をはっきりと表現し、また聞き取りたいという知識人の要求から、それまでの伝統を音楽的間違いとし、独唱、または少ない人数の重唱に伴奏楽器を伴う音楽が生まれ、これがモノディーである。レチタティーヴォ的または、アリア的なソロの声部と、通奏低音の伴奏を有する。17世紀末頃には、モノディーはレチタティーヴォ的、アリア的とはっきりと分かれる。  また、広義には単声歌または、単声音楽を意味する。モノフォニーあるいは和声伴奏をともなった単一旋律の音楽様式という意味でのホモフォニーと同義に用いられることさえある。 ※通奏低音:鍵盤楽器奏者が与えられた低音の上に即興で和音を伴いながら、伴奏声部を完成させる方法。および、その低音部を指す...
  • 37.音響インピーダンス
    音響インピーダンス(Acoustic Impedance) 指定された面において、音圧をその面を通過する体積速度で割った値。 音を扱う場合、局所的な量である粒子速度よりも、 ある程度の広がりを持つまとまった流れを考える方が便利である。 体積速度q・・・表面に垂直な粒子速度成分とその微小面積との積の振動面にわたる積分。 音響インピーダンスZ(平面波の場合)  Z=P/q =p/Su = ρcu/Su = ρc/S 音響抵抗は音響インピーダンスの実数部、 音響リアクタンスは音響インピーダンスの虚数部、 音響アドミタンスは音響インピーダンスの逆数である。 これに対し比音響インピーダンスは、 音場内の1点において、音圧を粒子速度で除した値。 →次のキーワードに進む
  • 音環境講座>
    31.減衰振動 32.強制振動 33.音響出力 34.固有振動 35.共振・共鳴 36.ヘルムホルツ共鳴器 37.音響インピーダンス 38.音圧 39.粒子速度 40.音速 41.位相 42.開口端補正 43.波動方程式 44.境界条件 45.自由音場 46.拡散音場 47.平面波 48.球面波 49.音圧レベル 50.音響インテンシティ 51.残響時間 52.定在波 53.二重音源(双極子、ダイポール) 54.放射インピーダンス 55.等価騒音レベル 56.騒音レベル
  • 99.べき関数の法則
    <解答1> 児玉 [Stevens power law] 物理量と主観量との関係については多くの研究がなされているが、「べき関数の法則」とは、アメリカの実験心理学者 Stanley Smith Stevens(1906-73) が提唱したもので、主として、量推定・量産出の実験結果を記述するために「主観量は物理量のべき関数に比例する」としたものである。この法則は、相当な量のデータを集めても、荒い近似として成り立つのみであるが、簡単な式(↓)によって異なる感覚様相にまたがるデータをも関連づけることができるので、多くの研究者に支持されている。 音の大きさのべき指数:β≒0.3である。 <解答> (田代) 一般的に多くの感覚現象について、物理的強度の心理的印象はべき関数に従う。 S.S.Stevensは、様々な刺激についてマグニチュード推定法で測定を行い、    ...
  • 77.聴覚抹消系の興奮パターン
    ◆訂正◆ このキーワードは、おそらく「有毛細胞の仕組み(音が伝わるメカニズム)」のことだと思われます。ので下記の内容(特徴周波数…)は不的確だったこもしれないです。 「聴覚抹消系」は「外耳~内耳(有毛細胞)」までの系のこと?を指し、これに対し「聴神経~脳」にあたる系を「中枢系」というのでしょうか。 とにかく「聴覚抹消系の興奮パターン」を聞かれたら鼓膜→耳小骨→蝸牛と伝わってきた音波が「基底膜上でどのようにふるまい、中枢系に信号を送るか」を答えればいいのだと思われます。 →有毛細胞 →次のキーワードに進む <解答1> 児玉 刺激によっておこる聴神経の興奮を、その聴神経の特徴周波数の関数で表したもの? 興奮パターンは刺激のスペクトルの内的表現と考えられている。 特徴周波数 周波数選択性を持つニューロンにおいて、最も...
  • 85.(聴覚における)時間説と場所説
    <解答1> 児玉 [Temporal/Place theory] 聴覚における時間説・場所説とは、いずれも音の高さ[pitch]の知覚理論についての説である。時間説とは、入力信号(音)に対して、同じ振幅の位相を固定していき、その時間的な繰り返しパターンと、神経発火の時間パターンが関係している、とするものである。一方、場所説とは、入力信号の周波数によって、基底膜の反応位置が異なり(基底膜上で周波数分析を行っている)、さらに聴神経においても周波数の部位的構造がみられる(周波数局在性)ことから、基底膜上のどの有毛細胞が興奮するかによって音の高さが知覚されている、とする説である。今日では、場所説の方が優位とされている?が、ミッシング・ファンダメンタル現象によってその矛盾も指摘されている。 時間説とは、入力信号(音)に対して、同じ振幅の位相を固定していき、その時間的な繰り返しパターンと...
  • 89.母音と子音
    <解答1> 児玉 母音は、声帯より発せられた振動がそのまま音声化されたもので、空気が口腔の中を通過する際の舌の位置によって異なる母音が発せられる。母音の音色は口の開きや舌の位置、口蓋帆による鼻腔への通路の開閉などによって変わる。母音の音質は、第一フォルマントと第二フォルマントの相対的な距離によって決まり、そのフォルマントの分布の具合によって、それぞれ母音[a i u e o]が区別される。スペクトログラムを見るとフォルマントの様子がよく分かるが、母音と子音の区別は、スペクトログラム上の定常部(ほぼ時間軸に平行)と遷移部(時間軸に対する急激な立ち上がり)を見れば分かる。遷移部があれば子音として知覚され、遷移部がなければ母音として知覚されるのである。 →フォルマント →次のキーワードに進む <その2> コヤ 母音と子音の大雑把な違い→母音は発声の際、声道におい...
  • 6.楽節・楽句・動機
    楽節・楽句・動機(by生島) あなたは今日 - 人目のお客様 楽節 英語でいうフレーズのこと。多くは8小節程度のものからなり、始まりがあって終わりがある。 ただし、作曲家によっては小節数はバラバラで、いつまでも続くものやすぐ終わってしまうものもある。 曲を文学作品としてみたとき、楽章は章、段落構成は音楽形式(7.ソナタ形式とか)というように対応付けると、楽節は文。 楽句 小楽節と呼ばれることもある。あまり厳密な定義は無いが、楽節より短い音楽上の区切りのこと。 上のように文学作品に当てはめると、文中の「、」によって区切られる部分。 動機 音楽の最小単位となるもの。英語ではモチーフ。 何かパッとひらめいて、そこからさまざまな楽句や楽節が生まれる。 曲の印象的な部分はこの動機によるものが大きい。 ため息とか、運命とか、怒りとかそういうの。 例 はぁ、こ...
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