小倉百人一首の歌のデータベース
この項目では、小倉百人一首の首番号、歌の内容、詠み人などのデータを扱う。 【ノート】
関連ウィキペディア項目
1~100首一覧表
(首番号) (歌の内容) (詠み人)
- 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ (天智天皇)
- 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山 (持統天皇)
- あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を 独りかも寝む (柿本人麻呂)
- 田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ (山部赤人)
- 奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき (猿丸大夫)
- 鵲の 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける (中納言家持)
- 天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも (阿部仲麻呂)
- わが庵は 都の辰巳 しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり (喜撰法師)
- 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに (小野小町)
- これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関 (蝉丸)
- わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣り舟 (参議篁)
- 天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ (僧正遍昭)
- 筑波嶺の 峰より落つる みなの川 恋ぞ積もりて 淵となりぬる (陽成院)
- 陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし 我ならなくに (河原左大臣)
- 君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ (光孝天皇)
- 立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとしきかば 今帰り来む (中納言行平)
- ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは (在原業平朝臣)
- 住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ (藤原敏行朝臣)
- 難波潟 短き蘆の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや (伊勢)
- わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ (元良親王)
- 今来むと いひしばかりに 長月の 有明けの月を 待ち出でつるかな (素性法師)
- 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ (文屋康秀)
- 月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど (大江千里)
- このたびは 幣も取りあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに (菅家)
- 名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな (三条右大臣)
- 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ (貞信公)
- みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ (中納言兼輔)
- 山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば (源宗于朝臣)
- 心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花 (凡河内躬恒)
- ありあけの つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし (壬生忠岑)
- 朝ぼらけ ありあけの月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪 (坂上是則)
- 山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ もみぢなりけり (春道列樹)
- ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ (紀友則)
- 誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに (藤原興風)
- 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける (紀貫之)
- 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ (清原深養父)
- 白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける (文屋朝康)
- 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな (右近)
- 浅茅生の 小野の篠原 忍ぶれど あまりてなどか 人の恋しき (参議等)
- 忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふど 人の問ふまで (平兼盛)
- 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか (壬生忠見)
- 契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは (清原元輔)
- 逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり (権中納言敦忠)
- 逢ふことの 絶へてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし (中納言朝忠)
- あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな (謙徳公)
- 由良のとを 渡る舟人 かぢを絶え ゆくへも知らぬ 恋の道かな (曾禰好忠)
- 八重むぐら 茂れる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり (恵慶法師)
- 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな (源重之)
- みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ 物をこそ思へ (大中臣能宣朝臣)
- 君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな (藤原義孝)
- かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな もゆる思ひを (藤原実方朝臣)
- 明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほうらめしき 朝ぼらけかな (藤原道信朝臣)
- 嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くるまは いかに久しき ものとかは知る (右大将道綱母)
- 忘れじの 行く末までは かたければ 今日をかぎりの 命ともがな (儀同三司母)
- 滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ (大納言公任)
- あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな (和泉式部)
- めぐりあひて 見しやそれとも 分かぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな (紫式部)
- ありま山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする (大弐三位)
- やすらはで 寝なましものを さ夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな (赤染衛門)
- 大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立 (小式部内侍)
- いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな (伊勢大輔)
- 夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関は許さじ (清少納言)
- 今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな (左京大夫道雅)
- 朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木 (権中納言定頼)
- 恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ (相模)
- もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし (前大僧正行尊)
- 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ (周防内侍)
- 心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな (三条院)
- あらし吹く 三室の山の もみじ葉は 竜田の川の 錦なりけり (能因法師)
- さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ (良暹法師)
- 夕されば 門田の稲葉 おとづれて 葦のまろやに 秋風ぞ吹く (大納言経信)
- 音にきく たかしの浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ (裕子内親王家紀伊)
- 高砂の 尾上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ (前中納言匡房)
- 憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを (源俊頼朝臣)
- 契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり (藤原基俊)
- わたの原 こぎいでて見れば 久方の 雲ゐにまがふ 沖つ白波 (法性寺入道前関白太政大臣)
- 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ (祟徳院)
- 淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に いく夜寝ざめぬ 須磨の関守 (源兼昌)
- 秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ (左京大夫顕輔)
- 長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れてけさは 物をこそ思へ (待賢門院堀河)
- ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただありあけの 月ぞ残れる (後徳大寺左大臣)
- 思いわび さても命は あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり (道因法師)
- 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる (皇太后宮大夫俊成)
- ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき (藤原清輔朝臣)
- 夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり (俊恵法師)
- 嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな (西行法師)
- 村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕暮れ (寂蓮法師)
- 難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき (皇嘉門院別当)
- 玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする (式子内親王)
- 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず (殷富門院大輔)
- きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む (後京極摂政前太政大臣)
- わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 石こそ知らね かわく間もなし (二条院讃岐)
- 世の中は 常にもがもな 渚こぐ あまの小舟の 綱手かなしも (鎌倉右大臣)
- み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり (参議雅経)
- おほけなく うき世の民に おほふかな わが立つ杣に すみぞめの袖 (前大僧正慈円)
- 花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり (入道前太政大臣)
- 来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ (権中納言定家)
- 風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける (従二位家隆)
- 人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は (後鳥羽院)
- ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり (順徳院)
出典・引用元
- カラー小倉百人一首 (島津忠夫・櫟原聰 編著) [京都書房]
外部リンク
最終更新:2007年05月03日 14:29