原著論文
Effect of combined folic acid, vitamin B6, and vitamin B12 on cancer risk in women. A randomized trial.
Zang SM, et al. JAMA, 2008 Nov 5;300(17):2012-2021.
論文の背景
葉酸とビタミンB6、ビタミンB12はがん予防に重要な役割をもつと考えられている。アメリカ成人の約1/3がこの3種類を含むマルチビタミンを摂取している。心血管疾患のリスクが高い女性でのガンのリスクを減らすのに、葉酸とビタミンB6、ビタミンB12併用に効果があるか調べてみた。
疑問のタイプ:予防
論文デザイン:RCT
論文のPECO
- P(patient):42才以上のアメリカ医療従事者で、すでに心血管疾患をもっているか冠動脈の危険因子を3つ以上もつ女性5442人
- E(Exposure):毎日葉酸2.5mg+ビタミンB6 50mg+ビタミンB12 1mg 2721人
- C(Comparison):プラセボ 2721人
- O(Primary Outcome): 新たに診断された進行がんまたは乳がん
論文の妥当性
- ランダム化か?:されている
- ITTか?:されている
結果(一次アウトカムについて)
介入期間は7.3年。
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マルチビタミン群2721人 |
プラセボ群2721人 |
ハザード比(95%CI) |
NNT(95%CI) |
| ガン全体 |
187人(6.9%) |
192人(7.1%) |
0.97(0.79-1.18) |
有意差なし |
| 乳ガン |
70人(2.6%) |
84人(3.1%) |
0.83(0.60-1.14) |
有意差なし |
最終更新日 2008年11月19日
評価者 DK
最終更新:2008年11月19日 22:48