PECO+T

PECO(PICO)とは

PECOとはPatient(患者)、Exposure(曝露)、Comparison(比較)、Outcome(結果)の略である。
ExposureはIntervention(介入)ということもあり、その場合はPICOという。
EBM実践の5ステップ、'1.疑問の定式化'で定式化のために使われるのがPECOである。
EBMの実践はまずPECOをものにするところから始まる。
また最近では、情報検索がしやすいようにPECOにTをくわえて考えるようにもなっている。
Tとは、Type of question(疑問のタイプ)、Type of study design(デザインのタイプ)である。

P(Patient):どんな患者に
E(Exposure);何をすると
C(Comparison):何と比べて
O(Outcome):どうなるか
 +
T(Type of question):疑問のタイプ  頻度、異常、原因、予後、リスク、治療、予防、コスト
T(Type of design):デザインのタイプ  メタ分析、ランダム化比較試験、コホート研究、ケースコントロール研究
デザインではエビデンスレベルの高いメタ分析から順番に検索するとよい。

  • 参考文献
名郷直樹.EBMキーワード.中山書店
福井次矢.臨床研究マスターブック.医学書院

  • 最終更新日:2008.9.7
最終更新:2008年10月05日 20:05
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