原著論文
Use of oral prednisolone or naproxen for the treatment of gout arthritis: a double-blind, randomised equivalence trial.
Lancet 2008 May 31;371:1854-1860.
論文の背景
痛風関節炎の治療のために使われるNSAIDsやコルヒチンは、胃腸や腎障害、心血管への副作用がある。全身性のコルチコステロイドは効果的な代替薬かもしれない。ナプロキセン(NSAIDs)とプレドニゾロン(ステロイド)の同等性について、プライマリケアで調査した。
疑問のタイプ:治療
論文デザイン:RCT(同等性試験)
論文のPECO
- P(patient):尿酸一ナトリウム結晶の存在により確認された痛風のあるプライマリケア患者120人
- E(Exposure):プレドニゾロン35mg/日5日間 60人
- C(Comparison):ナプロキセン500mg×2回/日5日間 60人
- O(Primary Outcome):100mmのVASスケールで計測した疼痛
論文の妥当性
- ランダム化か?:されている
- ITTか?:されていない 両群1人ずつ不完全データあり59人ずつで解析した
同等性試験:同等性のマージンを10%でとった。
結果(一次アウトカムについて)
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プレドニゾロン群59人 |
ナプロキセン群59人 |
VASの変化量の差(95%CI) |
| 90時間後のVAS |
44.7mm |
46.0mm |
1.57mm(-9.8~11.78) |
補足
両群で同じくらいであった。フォローアップ3週間で寛解した。
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プレドニゾロン群 |
ナプロキセン群 |
| 心窩部または腹痛 |
15% |
15% |
| かゆみまたはめまい |
7% |
7% |
| 呼吸苦または動悸 |
5% |
5% |
| その他 |
22% |
20% |
最終更新日 2008年11月1日
評価者 DK
最終更新:2008年11月01日 20:47