Various Artist 『
Jamaica Ska?』(atlantic sd8098/日本ビクターsjet545)
http://www28.atwiki.jp/wikiska/
1964年のアメリカで開催された万国博覧会の際、
スカを世界に紹介するべくして作られた(
LP盤)。
裏ジャケに
スカの紹介があるので、拾い読み。
スカがどのように紹介されていたかというと・・・
- オータム・カラー豊かなニュー・サウンド・ニュー・ダンス「スカ」。
- ロック系の「サーフィン」についで現われた「スカ」。
- 「スカ」とは、ギターの演奏において彼がストロークされた=ブーン=という音(スカ)から、そのモチーフがとられているといわれております。
- ゆっくりとはずむように繰り返えされるリズムは、夏向きの快速チンギ「サーフィン」とは全く対照的でありまして、むしろマンボのような庶民的で日本の音楽に似たエクスタシーをもっています。
- メロディの流れは自由ですが、ジャマイカ産ですから、カリブ海の影響をうけて、ジャマイカの風土色を帯びたものが多いようです。
- これは一例ですがサンバのスコキアンが、スカ・リズムに乗りかえられてスカキアンに衣がえして登場しております。
- イギリスでは、「スカ」を"ブルー・ビート"とよんで大流行を起しております。
「オータム・カラー豊か」「ロック系の「サーフィン」についで現われた」という表現が新鮮でたまりません。
ちなみにこの
LP盤、当時価格で1,800円。
今の値段は・・・あわわ
最終更新:2008年02月17日 21:02