ダブ dub
登場の経緯
- ダブが誕生した背景には、1つの楽曲を再利用できることにより経済的に安価で済む側面がある。ゆえに、ジャマイカ産のレコード(シングル盤)には、B面にA面楽曲のダブが入っているものが沢山ある。
- 名前の由来は、King Tubby?が「ヴァージョンに機械的な操作を加えて重ね合わせる作業を【ダビング(dubing)】と名付けたことによる。
発展
- テクノやポップスなどで盛んな「リミックス」手法の原形となり、現代の音楽に影響を与えた。
音楽的特徴
- 基本的にゆったりしたリズムで、ドラムやベースの低音が強調される。
- 主にインストである。
- 「もともと録音されていた楽曲のボーカルを消して、低音を強調する」「楽曲にディレイやエコーをかける」「ヴァージョンをループ(延々と繰り返し)させる」「ヴァージョンに声や歌を入れる」「逆に声や歌だけを残して、新たなヴァージョンを重ねる」など、機械的な操作が加えられる。
- 鳥の鳴き声、雷の音、水の流れる音、人間の叫び声などが組み込まれている楽曲もある。
主なアーティスト
出典
最終更新:2007年05月05日 11:24