ジャマイカは、車社会です。
よって、国内の移動は、空路か陸路になります。
鉄道路線もありますが、1992年に嵐で線路が被害を受け、そのまま廃止されてしまいました。
ジャマイカ人の移動手段
自動車
- 日本と同じ左側通行。
- 日本車の中古車が非常に多い。ガラス割れや扉が無い車など、日本では廃車になるような車も走っている。
- ジャマイカ人の運転は荒い。一般道路を100km/hで走ったり、車間距離をギリギリまで詰めたり、片側一車線の道路を追い越ししたりというのは、日常茶飯事。
- 道路事情は、かなり悪い。整備不良(車線がない、舗装が穴だらけ、標識がない等)が目立つ。
- 信号で止まっていると、新聞や日用雑貨を売りにきたり、勝手に洗車をしはじめて金をせびったりする。
キングストン市内バス
- 市内のバス停などから乗車する。
- バスの形状や大きさは、日本のバスと変わらない。
- キングストン郊外とダウンタウンを結ぶバスが中心。行先やルートをLEDで表示するバスも最近でてきたが、基本的には運転手や乗客に尋ねなければわからない。
- 朝や夕方は通勤・帰宅ラッシュで、バス車内も道路も非常に混む。手すりに捕まった人がドアからはみ出したままでも走ったりする。
- もし観光で乗る場合は、ひったくり被害防止のため、貴重品を持たない、乗車口近くに立たない等、注意しましょう。
都市間バス
- バス・ターミナルやそれに順ずる施設から乗車する。降車するときは大声で「Driver! Stop!」と叫べば、停まってくれる。交渉した額を運転手に支払って、降車する。
- ミニ・バスと呼ばれるトヨタ・ハイエースの小型バス。助手席に2人、後部座席に4列×4人=16人程度を乗せ、定員オーバー状態で走るのが普通。通路にベニタ板を敷いて座ったり、乗客が中腰のままで移動することもある。
- 発車時刻が決まっておらず、人数が集まり次第発車する。人数が集まらないと出発が遅れるため、時間は読めまない。
- もし観光で乗る場合は、バス・ターミナルで目的地を叫んでいる運転手のところに向かい、パトワ語で値段交渉をしましょう。運転手が最初に提示する値段の半額をめざしてください。また被害防止のため、貴重品を持たない、眠らない等に注意しましょう。
ルートタクシー(乗り合いタクシー)
- 決まった区間を人を拾いながら走る。車の停車中や、道路走行中に合図して停まってもらい、運転手に目的地と値段を確認して乗車する。料金の相場が決まっているので、交渉の必要はあまりない。市内の移動ならJ$40(約80円)程度が目安。
- カローラバンが多い。助手席に1人、後部座席に3-4人(たまに、荷台にも1人)を乗せて走るのが普通。
- 車の側面に【MoBay⇔SUV】といった表記で運行区間が書かれているが、勝手に変更されることもある。
- もし観光で乗る場合は、パトワ語で値段交渉をしましょう。また被害防止のため、貴重品を持たないように注意しましょう。
観光客の移動手段
飛行機(国内線)
チャーター・タクシー
- 一般的なタクシー。赤いナンバープレートが目印。
- 料金メーターはなく、乗る前の交渉で料金が決まる。
- もし観光で乗る場合は、パトワ語で値段交渉をしましょう。チップは基本的に不要です。
レンタカー
- 危険なため、全くお勧めしない。
- 国際運転免許証が必要な上、料金はレンタル料のほか保険料や10%の税金もかかり、あまり安くない。
ネグリルのレンタルバイク
- 国際運転免許証が必要。50ccクラスが1日US$20、200ccクラスのものが1日US$40くらい。
会話例
- 値段交渉:"Omotti To ××?"(××までいくら?)
- 目的地の確認:"×× Okay?"(××まで行ける?)
最終更新:2007年06月19日 12:24