Philip Sparke
フィリップ・スパーク(Philip Sparke, 1951年12月29日 - )は、イギリス出身の作曲家。ブラスバンド 及び 吹奏楽編成の作曲活動を中心に、金管アンサンブルやオーケストラのための作品も多く手がけ、編曲家としても作品を世に送り出している。現在は、アメリカを始めとして、日本、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドで広く作曲家・指揮者として活躍している。
生涯
- 1951年、ロンドンに生まれる。
- 10代の頃、ピアノやヴァイオリンのレッスンを受ける。
- 王立音楽大学(RCM)にてトランペット、ピアノ、作曲を学び、在学中にディプロマ(ARCM)を取得。
- ニュージーランドのブラスバンド選手権の100周年にて『長く白い雲のたなびく国「アオテアロア」』が初演される。
- 王立音楽大学を卒業後、ヨーロッパ放送ユニオン新作バンド曲コンペティションで3年連続優勝という偉業を成し遂げる。(1985『スカイライダー』、1986『オリエント急行』、1987『スリップストリーム』)
- 1997年、アメリカからの委属で作曲した『ダンス・ムーブメント』で、サドラー国際作曲賞を受賞。
- 2000年、自らの出版社「アングロ・ミュージック・プレス」を設立。CDも同レーベルより発売。
- 2005年、『宇宙の音楽』でNBAレヴェリ作曲コンテストの最優秀賞に輝く。
主な作品
吹奏楽作品
1973
1975
- The Prizewinners for Brass-Band
1978
1979
- コンサート・プレリュード
- 長く白い雲のたなびく国“アオテアロア”
1981
- A Tameside Overture(for Brass-Band)
- Fanfare, Romance & Finale(for Brass-Band)
- ソング・アンド・ダンス(for Brass-Band)
1982
- バーンダンス(ポルカ風の田舎の踊り)とカウボーイ賛歌(for Brass-Band)
1983
- Rhythm and Blues(for Brass-Band)
1984
- 夜明けの歌(Euphonium Solo)(for Brass-Band)
- ジュビリー序曲
- ロンドン・オーヴァーチュア(for Brass-Band)
- モルヴァーン組曲(for Brass-Band)
- コンサート・マーチ 「スリップストリーム」
1985
- ドラゴンの年
- ケルティック組曲
- マスカレード(E-flat Horn Solo)(for Brass-Band)
- コンサート・マーチ 「スカイライダー」
1986
- オリエント急行
- パントマイム(Euphonium Solo)
- パーティー・ピース(Euphonium Solo)(for Brass-Band)
- プレリュード、トッカータ & フーガ (卒業の日)(for Brass-Band)
- エニグマ変奏曲(for Brass-Band)
1987
- 祝典のための音楽
- フライング・ザ・ブリーズ
- 山の歌(for Brass-Band)
1988
- スイス・フェスティヴァル序曲
- テューバとブラスバンドのための小協奏曲
- コンチェルト・グロッソ(Brass Quartet & Band)(for Brass-Band)
1989
- リバー・シティ・セレナーデ
- パルティータ(for Brass-Band)
- シアター・ミュージック
- Two-part Invention (Euphonium Duet)
1990
- ケンブリッジ・ヴァリエーション
- Fanfare, Romance, Finale
- ピッツバーグ序曲
- シンフォニエッタ 第1番
- トリプティク
- ヨークシャー序曲
1991
1992
- ジュビリー序曲
- フェスティバル・オーヴァーチュア
- シンフォニエッタ 第2番
1995
1996
1999
- 交響曲第1番「大地、水、太陽、風」
- ハノーヴァーの祭典
2000
- 想い出される時~バンドのためのエレジー
- 新しい夜明けへ
2002
- メリーゴーランド
- シンフォニエッタ 第3番
- 「ハイランド讃歌」組曲
2003
- ハンティンドン・セレブレーション
- カレイドスコープ
- マスカレード
2004
- 二つの流れのはざまに
- 宇宙の音楽(for Brass-Band)
- バンドワゴン
- 4つの真理
2008
2009
編曲作品
引用
最終更新:2011年07月03日 15:57