「モロッコへの片道切符(花の子ルンルン第39回)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
モロッコへの片道切符(花の子ルンルン第39回) - (2009/02/24 (火) 23:03:07) の1つ前との変更点
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昭和54年(1979年)11月23日放送
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ルンルンは、イギリスの港町でパンを盗まれた。盗んだのは、モロッコ人のダリフ。彼は同じアフリカの老人、チャーローと二人で働き、モロッコへ行きの切符を購入していた。しかし、ダリフはスラム街のなかでも、「札付きのワル」のため特に目をつけられており、切符を警察に没収されてしまう。最初はパンを盗まれて怒っていたルンルンだが、ダリフ達の境遇を知るにつれ協力的になり、没収された切符を取り戻してあげる。しかし、チャーローは、船に乗る前に体力が尽きてしまい、ルンルンに切符を託した。ルンルンはこの切符を手に、ダリフとモロッコへ渡る。
*&bold(){ストーリー}
-舞台: &u(){イギリスのある大きな町}(リバプールか?)
-パンを盗まれたルンルン達は、犯人を追いかけるうち、スラム街に来てしまっていた。治安が悪く、命からがら逃げ出す。ルンルンを追ってきたトゲニシア達も、スラムの住人にひどい目に合わされる。
-ヌーボの鼻で、盗まれたパンを発見。そこには犯人(ダリフ)がいた。ダリフはイスラム教のラマダン中のため、パンは手つかずであった。また、ダリフは、同じアフリカ系の老人・チャーローと暮らしていた。
-そこに、刑事がやってきて、ダリフを捕まえようとするが、ダリフに上手く逃げられる。しかし、その際、カサブランカ行きの船の切符を没収されてしまう。ルンルンは警察で、ダリフが札付きのワルであることを聞かされる。
-刑事は、ダリフに罠を仕掛けるが、ルンルンが助ける。ルンルンから、切符没収の話を聞かされ、ダリフとチャーローは落胆。ダリフ自身はイギリス生まれだが、両親はモロッコのベルベル人、自分の故郷を確かめたいのだという。チャーローはケニア人。
-そこに、警察がやってくる。アジトから逃れるルンルン達。警察に扮したヤボーキの差し金で、ルンルン達は指名手配犯になっていたのだ。
-&u(){ルンルンはスラムに咲いていた花により、警察官に変身}。パトカーで警察へ向かい、「ヤボーキ刑事の命令」と出まかせをいって、切符を取り戻すのに成功。その後、ヤボーキがやってきて、バレてしまうが、パトカーで逃走。タイムリミットにより車から降り、ダリフ、チャーローと共に、駆け足で港へ向かう。
-しかし、乗船一歩手前で、老人のチャーローは力尽きる。チャーローはルンルンい切符を託す。曰く「ルンルンはパトカーを乗り逃げしたりして捕まれば面倒。それにお前がいかないとダリフまで捕まってしまう」。ルンルンとダリフは間一髪で乗船する。
-花言葉: &u(){にちにちそう(楽しい思い出)}~チャーロー曰く「自分の名前は『旅の途中で』という意味で、一生旅を続ける運命らしい。だが、心の中には美しい故郷が生きている。だから一度も故郷を見たことがないダリフに、その故郷の思いでを作らせてやりたい」 セルジュ曰く「その若い日の楽しい思い出をいつまでも忘れないように」と、船を見送るチャーローに渡す。
*&bold(){鑑賞}
-「イギリスのある大きな町」とはどこのことでしょうか? 港湾都市であること、西アフリカへの航路があること、スラムがあることなどから、リバプールがそれではないかと思われます。しかし、このような治安の悪い都市の名を名指しで言ってしまっては、問題があると考えたのでしょう。
-冒頭、ルンルンは、フランスパン?を鼻に乗せ、いかにバランスをとるか?という遊びをやっています。私も、小学校のとき、掃除のモップでよくやったものです。こういうお茶目なところがルンルンの魅力。
*&bold(){登場キャラクター}
-ルンルン・フラワー: 岡本茉利
-キャトー: 白石冬美
-ヌーボ: 神山卓三
-セルジュ・フローラ: 水島裕
-ヤボーキ: はせさん治
-トゲニシア: 喜多道枝
-ダリフ、チャーロー、刑事: 古屋徹、田の中勇、田中崇
-ナレーション: 喜多道枝
*&bold(){スタッフ}
-脚本: 曽田博久
-原画: 札木幾夫、小島幸雄
-動画: 玉沢君子、佐藤晶子、佐々木晴美、池田たず子
-背景: 田中資幸、有川知子
-仕上: 藤本芳弘、関昌子、茂木明子
-特殊効果: 大石秀徳
-撮影: 佐野禎史
-編集: 祖田富美夫
-録音: 波多野勲
-音響効果: 伊藤道広
-選曲: 宮下滋
-記録: 樋口裕子
-製作進行: 長谷川康雄
-美術: 下川忠海
-作画監督: 札木幾夫
-演出: 設楽博
昭和54年(1979年)11月23日放送
[[←前回>拾った子犬(花の子ルンルン第38回)]] [[次回→>ファンタジアの銃声(花の子ルンルン第40回)]]
ルンルンは、イギリスの港町でパンを盗まれた。盗んだのは、モロッコ人のダリフ。彼は同じアフリカの老人、チャーローと二人で働き、モロッコへ行きの切符を購入していた。しかし、ダリフはスラム街のなかでも、「札付きのワル」のため特に目をつけられており、切符を警察に没収されてしまう。最初はパンを盗まれて怒っていたルンルンだが、ダリフ達の境遇を知るにつれ協力的になり、没収された切符を取り戻してあげる。しかし、チャーローは、船に乗る前に体力が尽きてしまい、ルンルンに切符を託した。ルンルンはこの切符を手に、ダリフとモロッコへ渡る。
*&bold(){ストーリー}
-舞台: &u(){イギリスのある大きな町}(リバプールか?)
-パンを盗まれたルンルン達は、犯人を追いかけるうち、スラム街に来てしまっていた。治安が悪く、命からがら逃げ出す。ルンルンを追ってきたトゲニシア達も、スラムの住人にひどい目に合わされる。
-ヌーボの鼻で、盗まれたパンを発見。そこには犯人(ダリフ)がいた。ダリフはイスラム教のラマダン中のため、パンは手つかずであった。また、ダリフは、同じアフリカ系の老人・チャーローと暮らしていた。
-そこに、刑事がやってきて、ダリフを捕まえようとするが、ダリフに上手く逃げられる。しかし、その際、カサブランカ行きの船の切符を没収されてしまう。ルンルンは警察で、ダリフが札付きのワルであることを聞かされる。
-刑事は、ダリフに罠を仕掛けるが、ルンルンが助ける。ルンルンから、切符没収の話を聞かされ、ダリフとチャーローは落胆。ダリフ自身はイギリス生まれだが、両親はモロッコのベルベル人、自分の故郷を確かめたいのだという。チャーローはケニア人。
-そこに、警察がやってくる。アジトから逃れるルンルン達。警察に扮したヤボーキの差し金で、ルンルン達は指名手配犯になっていたのだ。
-&u(){ルンルンはスラムに咲いていた花により、警察官に変身}。パトカーで警察へ向かい、「ヤボーキ刑事の命令」と出まかせをいって、切符を取り戻すのに成功。その後、ヤボーキがやってきて、バレてしまうが、パトカーで逃走。タイムリミットにより車から降り、ダリフ、チャーローと共に、駆け足で港へ向かう。
-しかし、乗船一歩手前で、老人のチャーローは力尽きる。チャーローはルンルンい切符を託す。曰く「ルンルンはパトカーを乗り逃げしたりして捕まれば面倒。それにお前がいかないとダリフまで捕まってしまう」。ルンルンとダリフは間一髪で乗船する。
-花言葉: &u(){にちにちそう(楽しい思い出)}~チャーロー曰く「自分の名前は『旅の途中で』という意味で、一生旅を続ける運命らしい。だが、心の中には美しい故郷が生きている。だから一度も故郷を見たことがないダリフに、その故郷の思いでを作らせてやりたい」 セルジュ曰く「その若い日の楽しい思い出をいつまでも忘れないように」と、船を見送るチャーローに渡す。
*&bold(){鑑賞}
-「イギリスのある大きな町」とはどこのことでしょうか? 港湾都市であること、西アフリカへの航路があること、スラムがあることなどから、リバプールがそれではないかと思われます。しかし、このような治安の悪い都市の名を名指しで言ってしまっては、問題があると考えたのでしょう。
-冒頭、ルンルンは、フランスパン?を鼻に乗せ、いかにバランスをとるか?という遊びをやっています。私も、小学校のとき、掃除のモップでよくやったものです。こういうお茶目なところがルンルンの魅力。
-今回は話が完結しておらず、次回へ続きます。だから、花言葉のときも、いつもの楽しい音楽ではなく、哀愁漂う音楽が流れてきます。さて、ルンルン達はどうなってしまうのでしょうか?
*&bold(){登場キャラクター}
-ルンルン・フラワー: 岡本茉利
-キャトー: 白石冬美
-ヌーボ: 神山卓三
-セルジュ・フローラ: 水島裕
-ヤボーキ: はせさん治
-トゲニシア: 喜多道枝
-ダリフ、チャーロー、刑事: 古屋徹、田の中勇、田中崇
-ナレーション: 喜多道枝
*&bold(){スタッフ}
-脚本: 曽田博久
-原画: 札木幾夫、小島幸雄
-動画: 玉沢君子、佐藤晶子、佐々木晴美、池田たず子
-背景: 田中資幸、有川知子
-仕上: 藤本芳弘、関昌子、茂木明子
-特殊効果: 大石秀徳
-撮影: 佐野禎史
-編集: 祖田富美夫
-録音: 波多野勲
-音響効果: 伊藤道広
-選曲: 宮下滋
-記録: 樋口裕子
-製作進行: 長谷川康雄
-美術: 下川忠海
-作画監督: 札木幾夫
-演出: 設楽博
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