男「...俺とさくらが幼馴染みって言うのは知ってるだろう?家も隣同士だし。
学年は一つだが、あいつ早生まれだから実際は2つ位の差なんだ。
今でこそあいつも人並みの身体付きだし俺とそんなに差は無いけど、昔はもっと小さくってさ、
ホント可愛かったよ、お互い一人っ子同士だし、兄妹のようにして育った...
だからあいつ今でも二人っきりのときは俺の事「おにいちゃん」て呼ぶんだ。
どこに行くのも一緒だったよ、お互い両親共働きでさ、同じ保育園で育ったし。
それで、俺は6才くらいの時公園に遊びに行って...
俺はさくろをブランコに乗せてたんだけど途中で友達が遊びにきて、俺そっちに行ちゃったんだよ。
それで、そいつらと遊ぶのに夢中になちゃってすっかりさくらの事忘れたころに..
あいつ俺のとこに来ようとしたんだろうな、ブランコから自分で降りて...落ちたんだ。
でもあいつ泣かなくって、でも額からダラダラ血流して本人より廻りがびっくりして大騒ぎで
俺もそれで気が付いて、もうびっくりしちゃって俺の方がわんわん泣き出しちまって、
もうな、さくらが死ぬじゃないかって、かなりパニくってたらしいわ。
女の子の顔に傷をつけたてんで親父とお袋にすげー怒られたよ、もうウチの一家平謝り。
まぁ大した事無くってよかったんだけど、俺、包帯巻いたあいつの膝でわんわん泣いて謝ってさ。
そしたらあいつが俺の頭をちいさい子にするみたいになでなでして「いいこいいこ」ってして。
それで...その時...俺は...その時のさくらの顔ていうか表情が...
思えばあれがそもそもの始まりだったんだと思うんだ...
そんな事があって、それからますます俺とさくらは一緒に行動する様になったんだ。
本当の兄妹以上に
(以下は長くなる上にあまり重要じゃないエピソードが続き、最終的に普通にキモウトとか
スレ違いとかになりそうになったんで省略)
...
と、まぁそういう事なんだよ、俺達はもう...離れられない...」
友「うっ、うっ..うっ(;´Д⊂)」
男「おい..泣くなよ..(^^;」
友「だって、だってお前...うううメリー号がメリー号がぁ!船なのに船なのにぃ!(泣)」
男「ってワンピースかよっ!いやむしろ遅っ!って何巻読んでんだよ!」
友「いやー最近姉貴が買ってきてくれなくてなぁ、読んで無くてなぁ。」
男「自分で買えっ!つか人の話し聞け!」
友「聞いてるさー要するにあれだろ、お前がドMだって事だろ?」
男「ぶっちゃけやがったー!(T T)」
最終更新:2007年07月27日 02:55