女「謎は全て解けた!ジッちゃんの名にかけて、真犯人はアンタだ!」
男「ばかな、濡れ衣だ!」
女「言い訳は見苦しいですよ男さん!今正直に話してくれればあなたを無理に咎めようとは思わない、自首しなさい」
男「はっ。どうしてもと言うなら、決定的な証拠を見せてみろ!」
女「………仕方がありませんね。私、実はこの部屋に罠を仕掛けておいたんですよ」
男「罠……だと?」
女「ええ。ものぐさな男さんは私が掃除しないとろくに片付けもしたがらない!
そこで私、掃除するとき少しだけ手を抜いたんです」
男「まさか………!」
女「そう!薄く溜まった埃に跡がついた、この本棚!動かしたんですか?何故?」
男「ぐ、ぐぐ………それは……!!」
女「何か見られてはまずいものでもあるんですか?男さん?」
男「く……!!俺の、負けだ。女……」
女「……私は言いましたね。エロ本買うくらいなら私とスレばいいじゃない、って……どれほど勇気を出していったのかお分かりですか?」
男「すまない、女……!!俺は………俺は………ッ!!!!」
ズズ……
女「こ、このエロ本は……!!」
男「そうだ……表紙の女優が、なんとなくお前に似てたから……つい、悪魔の囁きに乗っちまったんだ………」
女「男さん……」
男「女………」
女「でもね、それは犯罪を犯していい理由には、ならないんですよ………」
男「……う、うわぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!!!!!」
美少女探偵、女!一見普通の少女に見える彼女は実は、かの明智小五郎と誕生日が一緒なのだ!
警視総監さえ注目する抜群の推理力は、主に彼氏のエロ本を発見することに使われる!!
行け!女!!戦え!女!!今日も寝る前にバストアップ体操だ!!!!
最終更新:2007年08月03日 17:53