男「九音さんっていわゆるひとつの必殺仕事人なんだよね?」
女「そうだよ。といっても人を殺したことはないけどね。仕事人って言うか、仕置き人?みたいな感じ」
男「……そ、そうなんだ……。じゃあ、糸張ってピンって弾くアレは存在しない?」
女「あ、アレわたしできるよ」
男「できんの!?」
女「うん。わたしは暗器……いわゆる『武器に見えない武器』がエモノだから。
コンセプトは『女子高生が持ってても怪しまれないもの』。メインは仕込みシャーペンで、暗殺用裁縫セットとか、
携帯電話型スタンガンとか」
男「へ、へー……(まさに全身コレ凶器だなぁ)」
女「そうだ、健人くん。女子高生が持ってても怪しまれないものってなにかない?
暗器にできれば仕事も楽になるよ」
男「女子高生が持ってそうなもの、かぁ……でも僕あんまり九音さん以外の女の子と親しくないからなぁ……」
女「じゃあ『女の子』としてのわたしが持ってそうなものは?」
男「………女の子としての九音さんが……持っていそうなもの……」
女「うんうん!」
男「…………………………………」
女「…………………………………」
男「…………………………………………………」
女「…………………………………………………」
男「………………………………………………………コンドーム?」
女「い や 持 っ て ま す け ど も ! ! ! ! 」
女「採用されたよー。頭から相手にかぶせて窒息させるキラーコンドーム」
男(馬鹿映画のタイトルみたいな名前だなぁ………)
最終更新:2007年09月06日 22:00