Four Minstrel Girls

マ「ねぇー、もうこんな街なんかほっといて先行こうよぉ?多分もうこの辺りには居ないよ」
セ「ってもねぇ、あの二人どうすんのよ」
マ「ほっといても後から来るわよ、子供じゃないんだから。」
セ「あんたねぇ…」

マ「大体ねえ、こんなセコイ街のせこい壁画潰した犯人追い掛けるって…
  そんなの勇者のすることじゃ無いじゃない」
セ「だからあの子達がそれを取材に行ってるんでしょう…」
マ「どーせ大した事無いって!それよか先にいってはやく追い付かないと!」
セ「…あんた前の国で合流したって言う、「女の子の二人」ってのが気になるんじゃないの?」
マ「それよ!それ!しかも片方かなりの美少女って話しじゃない!ああもう!最近彼女が出来た
 って話しだけどまさかもう三人も!」
セ「…英雄色を好むて言うからねぇ…」
マ「そうよ!ソレソレ!もうこの調子だっら行く先々で女調達して行くんじゃないのーっ! 
  アレよ!最終的にはハーレムよハーレム!勇者ヒロトと美女軍団VS魔王!キャー!」
セ「ナニ無駄にテンション上げてんのよ…ハーレムって」
マ「あによー!ジェストとしちゃいいテーマでしょう、大衆はエロと冒険を求めてるのよ!」
セ「…あたしたちにジェストなんか書かせてもらえる訳ないじゃない」
マ「だからスクープモノにすんじゃないの!独占よ!独占スクープ!」
セ「はいはい、だったら取材は後輩に行かせずに自分で行くことね…」
マ「それはほら適材適所ってヤツよ!取材なんて未来のミンネゼンガーには相応しくないでしょう?」
セ「…あんた話ししてるとい自分の人生が悲しくなるわ…」

メ「只今です-」
フェ「只今帰りました」
セ「あーお疲れ様ー」
マ「お、御苦労さん!どうだった?
メ「ええとですねぇ、壁画を壊したっていうのが身の丈10フィートの甲冑を着た巨人とかで」
フェ「どーもメタルゴーレムっぽいです」
メ「あと小さい女が一緒にいたとかで」
フェ「どうも魔女の様です」
マ「そんなのはどうでもいいのよ!勇者はヒロト様はどこに行ったのよ!」
メ「ええとですねーお二人の勇者が来られたとかでー」
マ「二人?」
セ「二人?確かなの?」
メ「はい」
フェ「どーもひとりは女性の様で…」
マ「女勇者!ええとそれじゃシェンツェスの..今は誰だっけ..とにかく「歌姫」と一緒なの!」
メ「ええとそれは…:
フェ「確認出来て無い…」
マ「スクープよ!スクープ!凄いじゃない!あの勇者ヒロトの彼女はあの『シェンツェスの歌姫』!
  ちょとセッティ-!出番よ!あんたすぐこのスクープをギルドに念送して!」

セ「(無視)あなた達、ソースは確かなの?」
メ「誰であるかは確認してないのですが」
フェ「勇者が二人来たのは確かです」
セ「『シェンツェスの歌姫』程の人がこちらに来たらわかりそうな物なんだけど…?」
フェ「はい、ですから恐らく別の『勇者』の方だと思います」
セ「誰だろう…他に女性の勇者って…」
メ「わたしたちではちょと分りかねます…」
セ「端末は?」
メ「検索しましたが該当する方はいらしゃいませんでしたが…」
セ「禁則事項か、まぁわたしらレベルじゃダメか(嘆息)」

マ「来たー!わたしの波が来たのよー!」
メ「あの…セトリア先輩…」
フェ「マナビア先輩は…」
セ「バカは放っておくの…」

新ジャンル
『ミンストレス少女隊』又は『地方紙勇者番記者』

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最終更新:2007年09月22日 21:54
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