座談会・七大勇者揃い踏み編

勇者「………またこの部屋か。壊したのに直ってるし」
錬金「またこの夢ですか?」
令呪「みたいだな」
忍者『張り紙があるぞ。『座談会・七大勇者揃い踏み編』……?』
歌姫「ふえぇ、ここどこですかぁ?なんでわたし連れてこられんですかぁ?」
槍子「む……ん?ぬこ………?」
中華「ふわぁ……は!ど、どこだここは!?」
勇者「………新顔だな」
錬金「貴方たちも勇者ですか?」
槍子「……!何故それを知っている!?何者だ貴様ら!」
中華「お前が何者だ」
歌姫「くー」
一同『寝るなぁ!!』
勇者「とぼけた子だな」
錬金「ヒロトさんが言うかなぁ」
忍者「って、そこの美人さんはジャルシアの勇者ブレイズ姫じゃないか?
   そっちのちまい娘はシェンツェスの勇者キアスちゃん」
令呪「知っているのかリューマ!?」
忍者「かわいこちゃんの情報にかけては情報局の比じゃないぜ!」
中華「……俺は?」
忍者「誰お前?」
中華「………………」
槍子「オレを知っているとは……貴様追っ手か?」
忍者「追っかけではあるか知れねーな、ある意味。ひひひ」
勇者「俺たちは全員、それぞれの国に“選定”された勇者なんだ。
   七人の勇者、これで全員揃ったってことか」
歌姫「わぁ、すごいんですね皆さん!」
錬金「いや、キアスさんも勇者でしょ」
中華「でも、どうして………俺はあの二人に挟まれて熱気と冷気で入道雲ができそうだったはずなのに」
令呪「状況がイマイチわからん」
槍子「敵じゃないのはわかったが……ここからは出られないのか?」
勇者「一応出られるには出られるんだが」
錬金「やめてくださいよ。心臓に悪い」
槍子「オレは早く帰らないと………あの子達が待ってるだろうし」
忍者「あの子たち!?え?子供いんの!?」
中華「子持ちの勇者………」
歌姫「なんか素敵ですぅ」
槍子「ちっ、違う!!オレが飼ってるにゃんこのことだ!あのコたちは寂しがりやだから……はっ!!」
令呪「………………………」
錬金「………………あ、あはは……」
中華「……………えーと」
勇者「………………んー、なんていうか」
歌姫「わたしも好きですよ、猫さん」
忍者「キャワイイとこあるじゃん、ブレイズちゃん♪」

槍子「…………………………………………………………………し」
歌姫「し?」
槍子「死にさらせぇぇぇぇぇッッッ!!!!」
中華「うわぁ、暴れだしたぞ!?」
錬金「落ち着いてくださばっ!?」
令呪「ジョーーーン!!!!」
歌姫「鯖?」
忍者「サスガ噂通り、嵐みたいな槍さばきだぜヒュゥ!!」
勇者「言ってる場合か!疾ッ!!」
槍子「―――――――――ッッギ!!」
中華「止めた!」
忍者「サスガはこっちもか!くぅぅ、戦いてえ俺も!!」
歌姫「や、やめてくださぁ~~い!けんかはよくないので~~す!」
錬金「こ、これはもう起きたほうがいいんじゃないですか、ボクたち!」
中華「方法があるのか?」
錬金「はい。この前はヒロトさんが部屋を壊して……」
勇者「―――疾ッ!覇!!」
槍子「うわぁぁぁぁん!忘れろ忘れろぉ~~!!」
忍者「………お取り込み中のようで。やっぱり乱戦でしょこれは!!」
歌姫「だ、だめですぅ~~!」
中華「部屋を壊してって……すっごく硬いぞこれ。本当に壊せるのか?」
令呪「仕方がない……ないのか?いや、きっと仕方がない!」
錬金「レイジュさん?」
令呪「みんな伏せていろ!―――“解放”!!!!」

――――――――――――! ! ! ! !

勇者「はっ」

錬金「うぅ……」

令呪「………く…」

忍者「……ッ!」ビクッ

歌姫「うにゅ?」

槍子「忘れ……!!あ、あれ?」

中華「ん……」

勇者s「「「「「「「………………………なんか、釈然としない夢を見た気がする」」」」」」」

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最終更新:2007年09月22日 21:57
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