竜子「ねー、あたしも何か作りたいなー」
錬金「ダメです。職人以外を工房に入れることすら、ホントはご法度なんですから」
竜子「ちえー。ね、簡単なさあ、指輪とかさー」
錬金「いきなり装飾品が作れるとか思わないでくださいよ。弟子はまず石磨きから三年かけて……」
竜子「この石綺麗ー」
錬金「 リ オ ル ! ! ! ! 」
竜子「しゅーん」
錬金「とにかく、大人しくしてることが工房についてくる条件だったはずですよ」
竜子「………そうだよね。ごめんね、ジョン」
錬金「まあ、わかればいいですが……」
竜子「あたし、ちょっと自惚れてたよ。
そうだよね、身体が変わったからってあたしは所詮ドラゴン。
こんな綺麗なものに憧れちゃいけなかったんだよ。
ごつごつした岩みたいな鱗がお似合いなんだよ……ぐす」
錬金「リオル……」
竜子「ぐすっ、あはは。気にしないで!あたしは……ぐす、あれ?おかしいな……」
錬金「 そ の パ タ ー ン は 何 回 目 で し た っ け ? 」
竜子「うーんと、八回目だっけ?」
錬金「……宿に戻っていてください。今夜、ちょっと話をしましょう」
竜子「え?やだぁ……///」
錬金「………#」イラッ
最終更新:2007年10月14日 17:00