猫 「にゃー」
男 「………」
猫 「にゃー」
男 「………」
猫 「にゃー」
男 「……………」
槍子「おーい、マリアー?どこだー?」
男 「………」
猫 「………」
槍子「………!!おい貴様!マリアに何をした!!」
男 「………」
槍子「返答によっては……唯では済まさん………!!!!」
猫 「……にゃー」
槍子「マリア!?無事……なのか?」
男 「……その娘、右前足に棘が刺さっていた。最近しきりに足を舐めていたのではないか?
お前には隠していたようだが、俺の眼は誤魔化せん。
お前もなかなかのねこ力の持ち主のようだが……
せめて、家族の様子くらいはきちんと見てやることだな」
槍子「ぐぐ……貴様………!!」バッ
男 「………」
槍子「……ありがとう。忠告、痛み入る」
男 「………ふん」
男 「怖かったよぉぉぉぉ!!あれ勇者だよな?勇者だよな?」
女 「シュレも災難だよね。困ってる猫は放っておけないんだもん」
男 「猫耳や猫それ自体に罪はないもんな……」
女 「ウフフ……」
男 「なんだよ気持ち悪い」
女 「ご褒美!またたび酒!」
男 「ふにゃぁ……」
最終更新:2007年10月14日 17:03