女「ねぎ…ねぎ…ね・ぎ、か…一真、キミはどう思う」
男「…そうですねぇ…ねぎはねぎでしょう、ええと、ユリ科でたしか学名はAllium fistulosum、
一般に言う芳香植物ですよね、古くから薬味として用いられてます、蕎麦、うどん、鍋料理とか…」
女「ふむ、さて、ねぎが葱をと言うことなら君の説明は間違っていない、だが問題はねぎの後に
続く言葉だ。この文脈だとどうも性的な意味を持つもの言葉の連鎖ようなのだが…」
男「…うーーん思うにこれは「実在する、もしくは実在してにいいアダルトグッズ」と言う事では
無いのでしょうか」
女「うむ、君もそう思うか、流石わたしの愛する男だ」
男「あい…はぁ、有難うございます」
女「さて、ではねぎから連想される性的な物とは何かね」
男「葱でですか…うーん…ううん、そっち方面はちょっと…あ、風邪の時は直腸に挿入すると良いと
言う民間療法がありましたが…」
女「それだよ!わたしもそれに思い当たった、たがそれ以上の事が分らないのだ」
男「それ以上と言いましても…」
女「聞くところによると血流が良くなるって高ぶるという事なのが…そうなのか?」
男「ぼ、僕に聞かないでくださいよ!やった事なんか有りませんから!」
女「そうだろう、そこでだ試してみる事にしたのだ、さて、ここに葱がひとつある、サイズが太
そうなので外側は剥いてみたのだがこれくらいで良いだろうか」
男「ちょ。ちょと、待って下さい!試すってぇ!」
女「何後ろを押さえているのだ、わたしが君に試すとでも思ったのか?そんな事をする訳無いだろう?
勿論わたし自身が試してみるのだ。」
ササッゴソゴソ
男「な、何をやってるんですかぁ!!」
女「下着を脱いでいるに決まっているではないか。君の前で裸身をさらすのは吝かで無いが、流石に
校内ではどこに人目があるかわからんからな。さてとすまんが一馬、白衣の後ろを捲ってくれないか」
(机に手をつき、お尻をつきだすポーズで振り向きながら)
男「そ、そそそそそ」
女「どうした?自分ではよく見えないからな、それとこういう時は手をついていた方が良いと思うのだが…」
男「そんなことができるかぁあ!いい加減にしてください!出来るわけないじゃないですか!早く下着を
着けて下さい!」
女「どうしたのだ一真、怒ってるのか?」
男「当たり前です!部長、ちょとは自分が女性であることを自覚してください!僕だって男なんですよ!
女性が男の前にお尻を出したりして良い訳ないじゃないですか!それにそんな事してもし何かあったら
どうするんですか!」
女「一馬…心配してくれているのか?」
男「当たり前です!何言ってるんですか、本当にもうっ」
女「一馬…」
男「あ、ちょ、部長、ちょっ…」
ギュ
男「は、離してくださいよっ」
女「もうちょとだけこのままでいさせてくれないか…そうしたら」
男「そうしたら何です」
女「この実験は諦めよう…」
男「…もう、しょうがないですね…」
-数日後-
女「あー川上、ちょといいか?」
男友「なんだ高原、何か用か?」
女「うむ、実はこういう用なのだ」
プス
男友「あ、何を…(クラッ)」バタリ
女「ふふふふふ」
男「で…」
女「うむ、検体を用意したのだがどうだろう。この男に葱をだな…」
男「何やってるんですかぁ!」
女「…ダメか?」
男「ダメです!」
最終更新:2007年11月27日 21:04