男「ノコギリを持った男が俺の部屋に居て突然ノコギリで家の柱を切り出すんだ…俺は思わず「やめろ!!」と
叫んだ。
そしたらその男がゆっくりこちらを振り返るんだけど…その顔は、見るも無残に潰されて顔中に釘が打ち付けて
あって『お前もこうなりたいのか?お前もこうなりたいのか?してやろうか?してやろうか?』ってそう言いながら
ゆっくり俺のほうに…なのに俺は金縛りにあったように動けず、そして…男のノコギリが俺の顔に…」
友「へぇ?」
男「そこで目が覚めた …」
友女「確かに嫌な夢だけど…夢は夢じゃん」
男「それがな…後味が悪くってな咽がカラカラで、水を飲もうと立ち上がって…ふと柱を見るとそこに無数の傷が」
友女「ええー?」
友「おいおいマジかよ、川上」
男「なぁ恐いだろ、正直俺は恐ろしくってしょうがないんだ…なぁ大和、俺どうしたらいい?」
友「どうって言われても…なぁ?」
友女「それホントにホントなの?」
男「俺がそんな嘘ついてどすんだよ、なんなら今から俺の部屋見に来るか?」
友女「…えーそれは…うーん…じゃあ寺生まれの先輩のTさんにでも相談するとか」
男「え?誰だその人、つか誰でもいいや。なんとかしてくれそうならその人紹介してくれよ」
友「お前なぁ…いや、そんな人が居ればいいんだけど」
男「なんだ…」
友「まぁナンにせよそっち方面の人に相談するしか無いんじゃないか?」
男「誰か知らないか?お前のお祖父さんとか顏広いじゃん」
友「確かにじじいの知り合いだったらそんなの居るかもしれないが…悪いがあのジジィ又どっかに行ったきりだ」
男「そうか…なぁ今晩お前とこ泊めてもらってもいいか?」
友「あー…それはかまわ…(チラ)」
友女「ゲフンゲフン(エーダッテコンヤハタメヨ...コトワッテタカクン!)」
友「あーダメかも…あー姉貴の友達が来るかもーみたいなー」
男「え?お前の姉さん帰ってきてるのか?」
友「あ。えーだから友達があ、だなぁ」
友女「あ!そうだ!」
男「わっなんだよ」
友女「心当たりがあるわ!」
友「って誰だよ」
友女「たしかさくらちゃんの同級生に…」
男「で、君が」
後輩「はぁ」
男「『寺生まれの先輩のTさん』と言う事か」
後輩「あー、神社生まれだし後輩だしで、名前は黒滝渉なんでW.K.っスけど」
後輩女「…」
男「え?じゃあこちらが」
後輩「…天川たからなんで一応イニシャルはT.T.っスけど」
男「おおっ君か!助けてくれ!」
後輩女「…ン…」
最終更新:2008年04月27日 13:59