新ジャンル「中華妖精」

女「………………」
男「……………………」
女「はじめましてヨ。アタシはアンタに助けられた豚饅の精霊アル」
男「……………………………」
女「殺虫剤入り中国ギョーザの影響で売れ残ったアタシをお前は残さず食べてくれたネ。
  何かお礼がしたい一身でこうやって実体化し」
男「……ゴキジェットどこだっけ」
女「殺虫剤探すヤメロ!メタミドホス入りになるダロガ!」
男「だってお前羽生えてるしちっこいし虫だし」
女「虫違ウ!妖精ネ!」
男「俺、酒は飲んでもクスリはやってないんだけどなぁ」
女「幻覚も違ウヨ!いいから恩返しさせろて言てるアル!」
男「別になにも困ってることないんだけど俺。……ああ、そうそう」
女「何アルカ?何アルカ?」
男「折角気持ちよく寝てたのに変な夢で起こされて困ってるな一応。じゃ」
女「お安い御用ヨ。豚饅のシートはがしたときに一緒にくっついて取れちゃうあの皮にかけて、
  アタシがお前に安眠を」
男「ぐー」
女「寝るナ!」

新ジャンル「中華妖精」



男「…おかしいな。買った訳でもないのに、台所に魚が居る。」
女「なんて失礼な方!私はウンディーネ(ぴちぴち)。このたびは…。」
男「いや。別に魚の身の上話、聞く気なんざさらさらないし。」
女「(ビキッ)……………」
男「お、彼女からメールだ…。何々?」
女「(ビキッ!!)……………」
男「今から会えませんか…とな。うん。今から会いに行くさ。」
女「ふんっ!!(バキッ)」
男「ぁあ!!?俺の携帯!?」
女「貴方様の携帯以上に大切な話が御座います。」
男「……何さ?」
女「私たちウンディーネには重大な禁忌がございます。…一つは夫に罵倒されてはならない事。」
男「…何でさ?」
女「罵れれたウンディーネは水に還る運命なのです。」
男「(むしろ好都合じゃん。)もう一つは?」
女「夫が浮気を働いた場合、殺さねばなりません。」
男「………ゑ?」
女「…………お覚悟、よろしいですね?」
男「ちょ、ちょっと待て!夫って言ったって、俺とお前、婚姻関係ないぞ!?」
女「婚姻届なら、すでに役場に出してあります。………お覚悟、よろしいですね?」

新ジャンル「ちゅうか妖精 ヤンデレ風味」

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最終更新:2008年04月27日 14:56
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