女「……こんなところにいたんですか、先生」
男「んー?なんだ、いいんちょか。何か用か九日十日」
女「つまんないこと言ってないで授業してください。
教師が授業サボって体育倉庫でうだうだしてるなんてバレたらクビになりますよ」
男「いいよ別に。もう俺に未来はないのだヨー」
女「またフラれたんですか?」
男「いいや。……もともと俺ァ乗り気じゃなかったんだよ。それが体育のゴリ沢に無理矢理……ぶつぶつ」
女「はぁ。つまり合コンに連れて行かれたけど新しいトラウマ作って帰ってきた、と」
男「……怖ェよぉ。三十路前の女怖ェよぉ。なんか目が獲物を狙うメスライオンなんだもん。
なんだよ、休憩していこうって。絶対喰う気マンマンだろーがよ」
女「相変わらず……弱いですね」
男「ほっといて。そっとしておいて。そしてお前はちゃんと自習しなさいよ」
女「教室が騒がしすぎてやってられません。だから先生を探しに来たんです」
男「やだよー。また怒られるよー。自覚が足りないって言われるよー」
女「………ダメ人間」
男「自覚はある」
女「仕方がないなぁ……」チュ
男「………………」
女「ほら、ちょっと元気出たでしょ?教室、戻りますよ」
男「………………女さ。そういう嗜好、今の内に治しておかないと苦労するぞ将来」
女「手遅れです。ばか」
男「………」
新ジャンルじゃないけど「教師がいない」
男「えー、明日は持久走大会です。お前らもだるいと思うが先生だって随分だるいです。
何故なら先生は若いし下っ端なので寒い中コースを誘導せにゃならんから。
お前ら走ってるから熱いかも知れんが、このクソ寒い中
一時間も二時間もただツッ立ってる先生の身にもなってください。
おまけに!生徒には無料で配られるポカリすら先生は飲めません。あー、明日俺風邪ひかないかなー。
唯一の救いは女子のおっぱいを真正面から見れることです。
揺れるんだよ。発育のいい娘はな。ウヒヒ。
でもだるいのが勝ってるのでやっぱり風邪ひきたいです。
はい、では明日がんばりましょう。以上」
女「………………………悪かったですね。揺れなくて」
男「拗ーねーるーなーよーぅ」
新ジャンルじゃない「ポンコツ先生」
最終更新:2008年04月27日 15:04