午後のうららかな日差しが弱まり、影が差し始める夕刻近く。
人気がまるでなくだだっ広い校長室にて、ダレまくっている女の姿があった。
恥「…誰もいない。」
恥「トウバンジャン、テンメンジャンはセットで任務中か…。チーマージャンは最近、姿を見せないし。
もともと姿を見せなかったXOジャンがやる気なのも珍しいが…奈良にそんなに行きたいのか?」
恥「しかし、暇だ…。トウバンジャンが居れば適当に突っ込みいれてれば暇つぶしにはなるし、
テンメンジャンが居れば適当に突っ込んでくれて暇つぶしになるし、
チーマージャンとの女の子トークも、XOジャンとの禅問答も悪くないのだが…」
恥「………はっ?こ、これは!?放置プレイなのかそうなのか!?」
恥「く、くくっ。そう思うと感じるものがある。…ジンジンくるな。」
そして、己の内から生じてくる快楽を味わうべく、意識を集中させる校長。
…しかし、数分後には同じ姿勢に戻っていたりする。
恥「………やはり無理があるか。身体の自由が利きすぎる。ってか飽きた。…腹も減ったし、ワッフルでも食べに行くか。」
ケーキでもラーメンでもなく『ワッフル』に向かって歩きだす痴女クール校長。
運命の渦は、少年少女たち巻き込んだだけでは満たされなかったようだ…。
最終更新:2008年04月27日 17:54