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青春編選外「まあお約束な展開」

囲炉裏真智子と黒田夕圭が屋上へ急いだ後。
廊下には三人の少年少女が残された。

女2「しっかりしろ、音胡」
男友「う、うーん…駄目っすよ…会長…」
女1「……」
女2「………」
女1「薫…今なら遅くないよ。違う…」
女2「愛弓、もう遅いんだ。私は音胡…いや友ちゃんがいい」
女1「…そっか。とりあえず保健室へ運ぼ」
女2「ああ…」


気絶はしてるものの特に外傷はなく、ベッドに寝かせた男友は静か
に寝息をたてている。

女1「予鈴なったから私は行くね。先生には伝えておくよ」
女2「頼む」
女1「やっちゃえば?」
女2「…何をだ」
女1「き・せ・い・じ・じ・つ」
愛弓は一語ずつ区切って言うと、扉を閉めた。

女1「頑張れ…薫」


二人きりになったせいか、妙に意識してしまう。
女2「…愛弓のやつめ。あんなこと言うから気になって仕方ない」
自然と男友の唇に視線がいってしまう女2こと仁科薫。

女2「…そういえば友ちゃんとキスしたんだよね昔」

既に男友の記憶からは消えてしまったかもしれない、幼き日の約束。

女2「…覚えてるわけないな。昔の事だ」

汗をかいている男友の額をそっとハンカチで拭く。
男友の汗の微かな臭いが薫の自省心を少しずつ溶かしていく。
女2「…(ドクン)」

女2「………(ドクンドクン)」

女2「…約束を忘れたかもしれないな…
コレは罰だ…」




男友「う、…何処だ?確か俺は廊下で……」

男友「げっ、もう放課後じゃねえか…ん?手紙か?」

男友「えーとなになに…
『特に問題ない様なので先に帰る。あまり心配させるなよ。 薫』
そっか…迷惑かけたな。
お、『PS 礼はいらない。もう貰っておいた』……なんなんだ?」

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最終更新:2008年04月27日 20:57
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