夜の繁華街。とあるワッフル店の前で、泣きながらワッフルを頬張る
囲炉裏真智子の姿があった。
真「ひっく…はるくんのうわきもの…ひっく
…ゆかさんの…(もきゅもきゅ)…うらぎりもの…ひっく(もきゅもきゅ)」
店主「お嬢ちゃん、その位にしときな…」
真「ほっといてください!!わたしのかってです!!」
店主「いや流石に百個越してると…あとお代を頼むよ」
真「……あれ?さいふ…あれあれ…おとしたです…」
店主「…お家の人に連絡して貰えるかい?」
真「…うう…ぐすっ…ふえええーーーーん!!!!」
店主「ありゃ…弱ったなぁ…どうしたもんか」
××「私が払いましょう。あと此方とは古い知り合いなので家まで送りますよ」
店主「そりゃ助かるが…お嬢ちゃん本当に知り合いなのかい?」
真「ひっく……あ!!…き、き、きょうと……
(ギュッ)ふぇーん!!!」
××「おやおや…立派に成長した様ですが、泣き虫な所は相変わらずですね」
ルカが兄の部屋に忍び込まんとしたまさにその時。
ピンポーン
ルカ「…父さんか母さん帰って来ちゃったか」
××「ただいま。だれもいないのかい?」
ルカ「おかえり、父さん。……って背中に背負ってるのは真智ちゃん!?」
教頭「なんだ知り合いだったのか。…泣き疲れたみたいだから、布団を用意しないとな」
父の背中に背負われた囲炉裏真智子。ルカは二人の関係を……
ルカ「まさか父さん…真智ちゃんが隠し子なんて…!!」
教頭「…冗談でも、母さんの前ではそんな事言わないでくれよ…」
最終更新:2008年04月27日 20:51