真知と理菜が激闘を交わしている頃、春樹たちは豆田姉妹および芝村と合流していた。
「…きっとターゲットの狙いは春樹さん。…だから動かず防御に徹したほうが得策。」
「へ~~。さすが貴にゃん」
「……貴にゃんはやめて。」
「で、春樹?新任の女性教師に悪さしたってのは本当なのか!?」
「そ~よ!ハル!!ダメじゃない!!
「彼は積極的だよ?初対面なのに私に対して綺麗とまで言ってくれたし、さっきだって……ふふ(///)」
「ちょ!?せ、先生!?」
「……春樹さん。」
「春樹!!」
「ハル!!」
突き刺さる3対の瞳。…後ずさる青山春樹だが、時既に遅く。
「「「お仕置き!!!!」」
「アッーーーーー!!」
昼下がりに響き渡る少年の断末魔…。彼が意識を取り戻すとき、運命の歯車はどう廻っているのだろうか?
最終更新:2008年07月11日 22:29