青春編「覚醒と野心 横たわるのは百合とツインロリ」

さて青山家では。

二人(主に春樹)を気遣ったルカが二階へ上がると、春樹と夕圭が肩を寄せあった場面。

「夕圭ちゃん…親しき仲にも礼儀ありよ。ハルも男の子だから、代わりにわたしが…」
「ルカ?貴子ちゃんは大丈夫なのか?」

年下の少女を気遣う春樹だが…

「…何よ、そんなに貴子ちゃんが心配?」
「は?そりゃまぁ…」
「ハルの一番は私だよ…真智ちゃんや夕圭ちゃん、豆田姉妹でもないんだから…」

ドンッ

体当たりに近い勢いでルカに抱きつかれる春樹。

「ルカ!?ど、どうしたんだよ一体!?」
「ルカちゃん…」

胸には涙ぐむ妹、右には夕圭を抱いて春樹はかなり戸惑う。
「ルカちゃん…ちょっと相談が」
「…何?」
「…ここじゃなんだから汗を拭くの手伝ってくれるかな?その時に…」
「うん…」

妹が夕圭を連れて部屋の中に入るのを見て、
『…助かった様な、残念な様な…』
そんな事を心中で考えながら一人廊下に佇んでいた。


「あのね。私は春樹くんの事もルカちゃんのことも…………(中略)
だから私達上手く…」
「それしかないのかな、やっぱり……」

ルカと夕圭の密談の内容とは一体?ナイチチな二人は激突するのか?
そして再び倒れた貴子の挽回はあるのか

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2008年07月15日 00:20
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。