玄関前で激闘が繰り広げられている頃…。
「痒いところはありませんか~?」
「うん…。ありがとね、ルカちゃん。」
ドライシャンプーで夕圭の髪を洗いつつ、軽口を叩くルカ。
しかし、頭の中、胸の内は大いに乱れている。
気分を切り替えるために、意図的に作業に没頭する。
髪が終わったので、次は身体だ。
『やっぱり、胸、大きいな…』
自身の胸とて平均値以上。部活仲間と比較しても形も自信はあるのだが…。
しかし、この圧倒的な存在感には毎回、驚嘆する。
その胸の持ち主である夕圭の告白が、ルカの心の乱れの原因でもあるのだが…。
『私も…春樹くんが…好き…みたい。ルカちゃんと同じで…。…だから二人でモノにしない?
決定打を出すには、あと一歩の押しが要る…。そこで二人掛かりで…ね。
…そりゃ真智ちゃんも大事だけど、彼女の身体では春樹くんを受け入れきれない。
…誠意の証として、これをあげるわ。…今度、春樹くんと公園に行くんでしょ?
そこの近くにあるシティホテルの宿泊券よ。…だから、今日は力を貸して。」
そんな夕圭の生まれたままの身体を拭く春香…。大きな乳房、細いウエスト、そして女性器…。
作業が終わったところで目配せし、頷きあう。
意を決して、ルカも自身の服を脱ぎ…。…そして。
「ハル~。悪いけど、氷水を汲んできてくれない?」
夕圭との打ち合わせ通りに、春樹を呼び寄せる。
夕圭と共に、春樹と一つになる為に…。
最終更新:2008年07月15日 00:21