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新ジャンル「天才」

男「 国語、100点。数学、100点。社会、100点。理科、100点。……英語、0点。
  ―――おい、なんだこれは」
女「ん?中間テストの結果だけど?」
男「見りゃ解る。俺が言ってる意味は…」
女「問題が難しくてわかりませんでしたァ」
男「Aランク大学の入試問題を三十分で解くようなヤツが、中二の中間試験で零点とるとは思えんな」
女「……だってさァ、お兄ちゃん」
男「学校では先生だッつったろーが」
女「はーい、セ・ン・セ。やる気がなくてできませんでしたぁー」
男「お前な」
女「だってぇ。お兄ちゃんのテストじゃないんだもん」
男「俺は一年の担当なの。進級して俺の担当から外れたからってやりすぎだぞ。
  お前がこーゆーことやると俺が怒られるんだよ。何故か」
女「いとこだから?」
男「一応、お前が言うこときく唯一の大人ってことになってるからな。職員室じゃ天才のお守りで通ってる」
女「へぇ。天才の彼氏、じゃなくて?」
男「……そーゆー冗談をあんまり言うな。古参の連中は頭が固いんだから」
女「あたし別に冗談で言ってるつもり、ないけどなー」
男「ならなおさら、十六になるまでは胸ン中しまっとけ」
女「んじゃ、前借ってことで」チュ
男「……はぁ。とにかく、期末ではマジメにやれ。
  いや、別にマジメにやらなくてもいいから、こーゆーことはするな。いいな」
女「いいけどさー、ご褒美とかないの?飴と鞭っていうじゃん」
男「赤点取ったら夏休み中ずっとチューなしな」
女「それ鞭!あたしが言ってるのは飴の方だってば!」
男「………百点ごとにべろチュー一回」
女「う…なかなか魅力的。でもさー、そろそろお兄ちゃんもあたしの処女貰ってくれてもいいと思わん?」
男「思わん。少なくとも教師と生徒の間柄であるうちはダメだ」
女「ちぇー」
男「剥れんな。帰りにアイス買ってやるから」
女「あたしハーゲンダッツのキャラメルね!」
男「スーパーカップ以外認めません!」
女「ちぇー」

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最終更新:2007年07月26日 23:36
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