昼休みの図書館、何かの本を探すうちに奥の人気の無い棚のところに居た時だった。
なにかくぐもった声と衣擦れの音、そしてわずかな湿った音。
真逆、と思った。
でも聞いた事がある。
人気の無い図書館で怪し気な小説を読みながら自慰に耽る生徒が居る言う話しを。
なんというふしだらな、と思う反面好奇心にかられてその音のする方に行ってみる。
回廊になっているところの窓の窪み、閲覧用のソファが置かれている辺りらしい。
そっと覗くと、窓の段に身体を預け、尻を突き出している下級生の少女と、その少女を
後ろから抱き締めているルームメイト-マナビナ-の姿があった。
服は着ているが責められている少女のブラウスはたくし上げられ、裾を少女が噛んでいる。
露になった乳房は後ろから掴まれている。
スカートの後ろが捲り上がっているがぴったりと腰を付けているマナの捲り上がったスカートの前が
下級生の尻を隠している。
そして彼女は踊るように腰を振っている。
二人とも片方の足首で丸くなっている白いモノが有る、良く見るとショーツだと言う事に気が付いた。
つまりショーツを付けていない二人は、スカートの中で素肌を合わせている事になる。
「な…」
絶句する。
鼓動が早まり、咽がカラカラに乾く。
そして咽の奥がびくびくと扇動するほど鼓動が激しくなった。
同性同士の営み、そういうモノが有ると言う知識はある。
実際、異性禁制の聖職者でそう言う事が有るという噂もあるのだ。
何より今自分がいる学院はその「聖職」である修道院系の女子校では無いか。
当然校内でも「そういう事」が行われて居るらしい噂、いや様子もあるのだ。
「気持ち悪い」
それがセトリアがその手の話を聞いた時の感想だった。
汚らしいとかふしだらというより先に、生理的に受け付けないとその時は思ったのだ。
だが今目の前に繰り広げられる光景はどうだ。
自分はその「気持ち悪い」行為に目を奪われているでは無いのか。
なんて
なんて扇情的な…
莫迦な、とも思う。
ついさっきまで自分と普通に話していた友が顔を上気させ、見た事もない表情を浮かべ
ほっそりといした下級生を追い詰めている。
あんな表情のマナビナは見た事がない、いつも大きく薄い色の瞳を輝かせて、元気一杯で
いる彼女が
あんな風に…
色っぽいなんて。
あんな風に微笑うなんて。
思わず自らの身体を、大振りな胸を抱きしめる。
ぎゅっと。
ぎゅっと太腿を閉めるとじゅっと何かが絞り出された気がした。
「ん、んん、ん」
「さぁ、どっちに欲しいの?お口?それとも…」
ふと腰の動きをとめてマナが下級生に問いかける
「んぁ、あ…」
「あれぇメルちゃんお返事は?」
子供を諭す様に耳もとで囁く。
「わ…あの…わたし…」
「ふふん?わたしの?どこに欲しいの?」
「わたしの…お…おま…んこの中に…先輩の…下さい…」
上気した顔に恍惚の表情を浮かべ少女は上級生に訴える
「はい、よくできました。、じゃぁ…御褒美よ」
「あくっ!」
激し突き上げられ少が啼く。
「あ、ああ、あ、あ、あ、あ、あ、あ」
「ふ、ふ、ふ、ん、ん、」
一転して激しく腰を打ち据える
衣擦れんの音と共にピチャピチャと水音がする。
「ん、ん…」
咽から心臓が出そうな勢いで鼓動が激しく胸を叩く
胸を抱く腕の指が乳房をわし掴みにする、指がいつしか先端を鋏んでいる。
二人の動きに合わせて指で奥を刺激する。
「せっ、せんぱい!」
「ん、メルちゃん…」
二人の身体が同時に突っ張り、そしてビクッと跳ねた。
二つの身体が折り重なるのと同時にセトリアも達して思わず背後に倒れこみ…
ドサドサドサ
「あひゃぁあああ!」
「誰!」
「せ、先輩」
そして彼女はルームメイトの身体の秘密を知った。
「…ってねぇ、あのときはホント吃驚したわ、覚えてる、セティ…セ?」
「ううん…だめぇもう、ゆる…、こわれりゅううぅぅ…ううん」
「…寝てるの?あは、しょうがないなぁwこのまま寝かしておくかぁ。
ラートハウスはメルチーと…そういや最近あの子もかまってないからなぁ…たまには…んふっふふ」
その日の夕方>>35に続くのだったw。
~英雄伝~外伝の外伝
Four Minstrel Girls #3
新ジャンル「絶倫ふたなりっ子」
最終更新:2009年01月24日 02:18