女 「男くん……男くんはどこよ!?男くんをどこへやったのよ!?」
先生「女さん、落ち着きなさい!ここで負けては今までのリハビリが台無しだぞ!」
女 「うるっさいわね!そんなことどうだっていいのよ!男くんに会いたいの!抱きしめられたいの!
キスして欲しいの!!男くん!ぁああ、男くん!」
先生「もしもし、僕だ!ああ、404号室の患者が禁断症状を起こして暴れだした!拘束具と鎮静剤を持ってきてくれ!」
女 「男くんがいないの!男くん!男くん!!わたしは男くんがいないと駄目なの!」
先生「女さん……!」
助手「先生!鎮静剤の用意、できました!」
先生「僕が抑えている間に投与して!眠らせるんだ!」
助手「はい!」
女 「男くんが好きーーーーーーー!!!!」
………
……………
…………………
男 「先生、どうですか。女さんの様子は」
先生「……はっきり言いましょう。かなり難しい状態です」
男 「そんな」
先生「女さんの、貴方への恋慕は相当なものです。精神に異常をきたすほどに。無論リハビリは続けていますが、
皮肉にもその『会えない時間』がさらに貴方への感情を深いものにしている可能性もあります」
男 「それじゃ、意味がないじゃないですか!!」
先生「可能性の問題です。とにかく、確かな治療方法がない以上、これからは貴方の協力も必要になるでしょう」
男 「………」
(オトコクーン)
先生「……患者の意識が戻ったようです。では今日のところは、これで」
男 「……………………………女さん……」
新ジャンル「中毒っ娘」
最終更新:2009年01月24日 02:47